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のぼりりゅうかんめいほう




第168号 2017年12月1日更新

文字に観る不思議な世界





《 日本二百寺社巡り 第138回   奈良県奈良市  忍辱山円成寺》    


 

                                                 
忍辱山円成寺
   
 
 
                    庭園より望む楼門     


   
           本堂                     護摩堂


   
        春日堂・白山堂                春日堂・白山堂の拝殿


   
         本堂より楼門                 宇賀神本殿


     
        多宝塔               鐘楼
  

      
           楼門                   庭園の紅葉


      
                      脇門と紅葉

 
             
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円成寺

円成寺(えんじょうじ)は、奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)にある真言宗御室派の仏教
寺院。山号は忍辱山(にんにくせん)、本尊は阿弥陀如来。

奈良市街東方の柳生街道沿いに位置する古寺で、仏師・運慶のもっとも初期の作品である
国宝・大日如来像を所蔵する。


円成寺縁起

創建については諸説ある。当山に伝わる『和州忍辱山円成寺縁起』(江戸時代)によると、天
平勝宝8年(756)聖武上皇・孝謙天皇の勅願で鑑真和上の弟子、唐僧虚滝和尚の開山である
とされているが、同書のなかで中興の祖とされている命禅上人が万寿3年(1026)、この地に
十一面観音像を安置したのが始まりのようである。

天永3年(1112)には、「小田原聖」と呼ばれた経源(迎接上人・京都南山城の随願寺もしくは
浄瑠璃寺の僧)が阿弥陀堂を建て、阿弥陀如来像を安置し、仁平3年(1153)広隆寺別当、
東寺長者、高野山管長、東大寺別当を歴任した京都御室仁和寺の寛遍上人が忍辱山に登り、
真言宗の一派忍辱山流を始めるに及び当山の基礎が築かれた。

平安時代から次の鎌倉時代にかけて多くの堂宇や尊像が造顕されてきたが、文正元年(1466
応仁の兵火により堂宇の大半を失う。

しかし、当山子院知恩院院主・栄弘阿闍梨を中心に直ちに復興造営が開始され、栄弘が没し
た文明19年(1487)には14の堂宇が復興された。

江戸時代には将軍の殊遇を受け、当初130石であったが応仁の兵火復興の過程で請来された
「高麗版大蔵経」(現・東京、増上寺蔵)献上の恩賞として105石が加増、寺領235石、山内23
をもつ一大霊場となった。

幕末の動乱と維新の神仏分離以降は、寺領の返上と社会風潮の一変で衰退の一路をたどり、
明治10年(1877)には本堂、楼門、護摩堂、観音堂、鎮守三社を残すのみとなった。

明治15年(1882)盛雅和尚の晋山以降、楼門、本堂の大修理と本坊、脇門の移建が行われ、
県道の整備もあり、ようやく残った伽藍の保持がなされ、次の霊瑞和尚、先代賢住和尚の時代
に主要堂宇のほとんどが改修、多宝塔も再建、浄土庭園などの境内地も整備され、今日の姿
が整った。


山号の由来

かつて奈良の東郊に「北大和五山」と呼ばれる五つの寺がありました。
忍辱山円成寺、菩提山正暦寺、鹿野園梵福寺、誓多林万福寺、大慈山薬師寺の五つです。
総じて平安時代に創建されたと考えられています。それらの山号は釈尊出家以後、その成道
に至る苦行修練の物語に由来しています。今日、当山及び菩提山正暦寺を除く鹿野園、誓多林
、大慈山の三ヵ寺は廃絶し、地名にその名を残すだけとなりました。

忍辱山の「忍辱」とは、菩薩の修行すべき六つの徳目をあらわす菩薩行六波羅蜜(布施・持戒・
忍辱・精進・禅定・般若)のひとつで、いかなる身心の苦悩をも耐え忍ぶというということを意味
しています。


名勝庭園

円成寺でまず目に入るのが、楼門前に広がる美しい庭園です。平安時代末期に寛遍上人の
ころに造成されたと見られています。平安から鎌倉時代にかけて貴族住宅に流行した寝殿造
系庭園に類似し、寺院としては阿弥陀堂の前面に広がる浄土式庭園として、奥州平泉(岩手
県)の毛越寺庭園とともに貴重な遺構です。

苑池中央と西には中島があり、かつて中央の島には橋が架かっていました。
明治以降、池と伽藍地の間に県道が走り、その景観を著しく損なっていましたが、昭和36
1961
県道を庭園の南に移し、昭和51年に庭園の復元改修を施行、現在の美しい面目を
回復しました。


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《 今月の撮影者・小倉 光 》

今月は一人での撮影行となりました。
自宅から車で30分ほどの柳生の里に近いところにある円成寺に参拝と撮影をしてきました。
庭園の見事さに加えて、紅葉真っ盛りで目も楽しませていただきました。

 

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「のぼかん」の毎月1日更新のホームページ表紙を飾る、『全国200神社 仏閣紹介の撮影旅行隊』の 略称で、ホームページ第139号、寺社巡り第110回より活動しています。
宗派、信仰教義内容に捉われず、日本の津々浦々における信仰対象となっている、日本独特の建造物
と呼ばれる神社 仏閣の姿やその歴史をご紹介出来たらとの願いより、サポーターTeamが発足したの
です。
『日本二百寺社巡り』の、200寺社巡り達成予定が2023年1月予定❗  元気に楽しく挑戦します。
応援よろしくお願いします‼


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あーなるほど!と理解して
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