謹んで新春のお喜びを申し上げます。
本年も皆様の御健勝と御多幸を心からお祈り申し上げます。
「のぼかん」の理論を用いますと、文字を形として観ていく過程で、その人やそのものの真実・事実により近づけます。ここにはその人やそのものを取り巻く環境や情報が大いに作用する事が、如実に証明されてもいきます。
私たちの住む現実も今だ続くコロナ禍において、新型コロナウィルスの実態がわかり、その原因やこれに効く新薬が早く開発されれば人々の不安が払拭され活気を取り戻すと共に、一つの危機を人類で乗り越えた事実が、また新たな世界規模の強さと賢明さを備えていけるのではないかと思います。
こうして実態が大まかにでもわかると、人はそこに向かい立ち、あらゆる方策を持って克服しようとします。
全てがまずはその実態や事実を知る事なのですね。
一日でも早くその日が来る事を願い、今月は『事実』の文字を取り上げ分析します。
『事実』
のぼかん六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に忠実であり、いつでもどこでも変わらないスタイルを通すところがあるとし、また使い分けできない不器用さも併せ持っているとまずは考えます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の「一」で、社会や上の人からの情報、圧力等をまずはあるがまま受け止めじっくりと検証します。その後横から入って来る情報を受け入れながら、左側に書く「|」で今後の意思を決め、その後「一」「|」で三方向を囲みその内の空間にこれまでの情報を一旦集約し、「一」で閉めまとめます。
その後横から入ってくる情報を更に受け入れては観察しながら、直角的な構成で革新の質を有する「つ」で今の状況下に合う内容を見据えては取り組み、その方針を勝気に明快に示します。
その真ん中あたりに長めの「一」を引き、新たなる情報をも受け止めつつ、それらを上下に分けて識別を図り、下部の「一」で閉めまとめていきます。
ここまでの部で、その時々の対応をしては繋げて、ここに「亅」をほぼ全体の真ん中あたりに垂直に下ろし交差し固定させ、同時にものごとの両面を考え、知り、備え、下部の跳ねでその情報の連続性について結論付けをすると観ます。
『事』で考えまとめた内容をアンテナ的要素の「ヽ」で受け取ってはチェックし要約し、三方向を囲んだ「冖」に並べては確認し、内に入れるべきもの排除するものと検証し、その内に「一」を書き検証し同時に一つの空間を構築しここに独自の世界観を育み、その下に一拍置いて短い「一」でこれまでの情報を絞り要約し、さらに横から入ってくる情報を観察しては理解しながら、長めの「一」で周りの情報を更に観察しながらここまでをまとめると考えます。続けて「三」の上部から革新の質を有する「ノ」を順々にクロスさせながら固定していきます。最後保守の質を有する「乀」で全体的にバランスを取り、ここまでの過程の結果を周りにわかりやすく示していくと考えます。
大まかに『事実』の文字をまとめます。
社会の情報などをしっかり受け止め検証し、その周りの情報にも避けず柔軟に対応しながらも一つ一つきちんと検証しては整理していきます。そして現実的に取り組んでいく方向性を見出し、その後明快な意思を持って考えをまとめながらその要点を絞り、独自の世界観を構築し必要な内容は内で育み、左右両面のチェックを繰り返し、最終的には独自の世界より波及した内容を周りに分かりやすく示していきます。
ですから、テーマについてその実態が大まかにでもわかりますと、その背景を理論に沿って解明する事により、事実を把握する事へと繋がっていくと考えられますね。
「のぼかん」のお仕事に携わるようになってから、『事実』を大まかにでも知る力があるかどうかで、生きていく方向性の持ち方やそこに向かう活力が大いに異なる事も学ばせて頂いています。
文字の形を理論に従い解き明かし『事実』を知る事で、そのテーマにおける様々な情報の拡がりも、その意味も存在価値も理解できていき、まさにその『事実』の実態に迫っていける事になります。
「事実を知る」
この事を簡単にそして確信を持って知る方法がこれまでありませんでした。
どの人も等しく物事の事実を知ることができる「のぼかん」の理論。
事実を知る素晴らしき世界を、今年も一人でも多くの方にお伝えして参ります。
そして「事実を知る」のぼかん的な観方の周知を図る活動にも大いに励んで参りたいと思います。
皆様本年もどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
新年明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとりまして健康で実り多き一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
昨年はコロナに明けコロナに暮れた一年となり、年末は国内でも感染者が増加傾向にあることから、感染防止対策の要請が日増しに強く出されるようになりました。変異種も流行して外国では都市封鎖のところもあると聞きます。
また年末年始の帰省もままならない状況で、今年のお正月は楽しみも半減という方も多いそうですが、日本ではまだまだ自由に外出や近場での行楽にも出掛けることができます。
マスクは必携、スーパーに行っても消毒、帰宅してもうがいに手洗いと、最低限これを守ってもやはり感染の心配は尽きず、それでも仕事も含め身の回りの行動は割と自由に生活できるということの現実との差に、まだ見ぬ恐怖の存在を予感したりもします。
自由とは果たしていかなるものと理解すればよいのか、今回は「自由」を分析し、その世界を考えてみたいと思います。
「自由」
のぼかんの六つの形分けでは直情の形といい、己の価値観に忠実で、内でも外でも、いつでもどこでも状況に関係なくその意思を通すという終始一貫の大まかな発想法があります。そのことが周りからは信頼と映るとも観ます。
次に字の理論で観ていきます。
上部の「ノ」の革新の質を有したアンテナ的要素で、周りを観察しながら今現在やその先にある自分が必要とする情報を明快に取り入れます。
「ノ」で得た情報はそのまま左側の「|」に伝達し、流れが合うことから疑うことなく意思とするとします。
「丨」の上部より「一」「丨」と続けて書き、更なる圧力や情報をしっかりと受け止め、思考するその幅を定めます。この三方が囲まれていることにより上方向や左右からの圧力を遮断するともいえます。
こうして「冂」の内は周りからの影響を受けにくく、これまでの経験測などを活かしながら分析、検証をする空間となります。
この中に「一」を二本書き、上から順に時間をかけながら上中下と検証していきます。それまでの内容を下線「一」で閉めてまとめることで、内蔵したものを縦に順に検証しては深め、精査していくといえます。
「自」で意思としたことを基に次に展開していきます。
「丨」で「自」での考えをまずの意思とし、さらに「一」「丨」でその思考、行動の範囲を定め、この三方向が囲まれた空間の上部真ん中あたりから縦棒「丨」を書く事で、その内に入った情報を瞬時に均等に左右二つの考えに仕分けます。
次にこの囲いの上下真ん中あたりに横線「一」を書き、囲いの中は上下にも仕切られ、最後に横線「一」を書き、囲いを閉じてこの内面が更に細分化され、四つの均等な空間を有する形となり、決めた方針についてその左右上下の空間で得た情報を瞬時に見極めては仕分けることで、多様な思考性を持ち行動するとします。
「自由」とは、いまある状況の中で必要な情報を取り入れ、周りの影響を受けることなくじっくり時間をかけて検証し吟味しては意思とし、常に自身の考えをチェックし納得したことを生真面目に自分のペースで堂々と展開していくと観ます。
自分の思うままに生きようとする姿が自由に生きることと理解されがちですが、『のぼかん』で分析してみると、内面に常に真剣で必死な思考の世界が休むことなくあり、むしろ闘っているようにも想像できます。
現況において制限のない各自の判断に任せる感染対策も、この先の展開次第ではそれが強固な指示となるかもしれません。
どんな状況であっても、それぞれの人生はこのように己の思考性に満ちた「自由」を根源として育んでいくことだとすれば、この機を得て人類が多くのことを思い考える段階にあることを教えてくれているのかもしれません。
深くて重大なテーマを持つ「自由」の世界、今しばらく考え続けてみようと思います。
ありがとうございました。
新年あけましておめでとうございます。
昨年から親も子も大人も子どももそして社会全体も、未だに新型コロナウイルスに翻弄され続けている毎日ですが、今年は何らかの改善策が示され、少しでも安心した毎日を過ごせることを願ってやみません。
こうしてみるとコロナウイルスがなかった一昨年がどれほど安心の足りた社会であったかを思い知らされます。
その時でもそれまでも日常の緊張や忍耐、あれこれ思い悩む想定もありましたが、直接自身の健康に害を及ぼすコロナウイルス感染症となると、一挙にその度合いが高まったのは間違いありません。
人はその時の状況や事情に応じて、いったいどのレベルや状況にまでその事に対応し得るものなのか、常々当たり前に使いながらも案外深く考えずに通り過ぎていた『応』の字を今回の再発見コーナーで観てみたいと思います。
『応』
のぼかんの「六つの形分け」では「直情の形」となり、自分の価値観に対して忠実で、何時でも何処でもその状況に関係なく、自分のスタイルを通すと観ます。
次に字の理論で観ていきたいと思います。
まず「ヽ」でその周りの情報や状況を素早く取り込み、続く「一」でその取った内容を一様に拡げては検証すると観ます。
次に「一」の左端から「ノ」の曲線を勢いよく下ろします。
こうして「广」が出来上がり、この内の空間は右方向へ展開する空間として「保守の質」があると観ます。ここは自分の基本的価値観に従う空間という事です。
この空間内で、先ずは革新の質の「ノ」を書き、これ以降の前提となるこの空間内における自らの判断性を示します。
続けて間を開けてその向かいに「乚」を書きます。この右向きの空間は保守の質となり、ここまで革新の質の「ノ」の判断性を前提にして「乚」の保守の質の展開を意図する、となります。
次にこの「乚」の空間の左上側に「ヽ」と右下側に「ヽ」を書きます。
これは「乚」の空間において自由性を持つ意思の存在を示し、ここまでの意思、結論はこうでも、今後の意思、結論には変動があるかもしれないことを教えていると観ることができますね。
「応」をまとめてみますと、今ある現実、身の回りの情報や状況に対して積極的に取ると同時に検証しては理解し、そこに限度を設けては、その枠内において自身の可能性に対して隠すことのない正直な表現、行動をする世界となります。
ですから自らが積極的に何かを変えるとか訴えるとかの世界ではなく、あくまで今ある状況下にあっての自分自身の判断に基づく表現や行動という事ですから、その状況に対しての正直な判断、反応をする事とまとめられますね。
対応、応答など、常に相手あっての判断、表現の世界ですね。
今の私たちを取りまく環境も、全世界の叡智を持ってしても、その解決には未だ手探りの段階のようです。
それでも生きていかなければならない人類は、何かしらの自身の判断と決断を下しながら日々を乗り越えていかなければなりません。
どうぞ皆様におかれましても、笑顔弾けるその日までご無事でお過ごしくださいませ。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます
皆様方にとりましてより良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます
昨年は、新型コロナの年になったという印象ですが、それに伴い生活にも様々な変化がありましたね。健康体でも外出時はマスク着用が当たり前。時差出勤や出社しないで在宅ワークの会社も増えました。こんな時代が来ることを昨年の今頃に予想した人がいたでしょうか。
もう今までの考え方、やり方が通用しないことに目を向けて、既に始まっている時代の移り変わりに対応する柔軟性と適応力を身に付けることが、今年を乗り切る一つのカギになるのかなと思います。
「移」とは、漢字ペディアで確認すると以下のように書かれています。
うつる。場所・位置がかわる。
うつす。動かす。かえる。
まわし文。回覧する文書。
のぼかんで観ると、六つの形分けは「受け入れの形」
常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返す。
そのことが吟味する力ともなります。
字の理論で観ていきますと「移」は、まず保守の部にある「禾」の「ノ」で自分に必要な情報等をチェックして取り入れたことを「一」で受け止めて再検証し、この中央辺りから下方向に「|」を書くことで、取り入れたものに対して平等な判断をして明快な考えや意思となり、続いて「ノ」「丶」を書いて、多方面に向けて確認してバランスを取りながら再検証しては自分に合うか否かを想定します。
「禾」の考えを基に、革新の部に展開します。まず「タ」の「ク」で、新たな圧力や情報等から必要なものだけを取り入れて不要なものは流しますが「ノ」が緩やかな曲線なので、その対応には柔軟性があると観ることができます。そして「ク」の中に「丶」を書いて「タ」となり、取り入れた情報を2つの空間に仕分けて時間を掛けて濾過するように確認し、濾過した結果のみを勝ち気に出すと観ることができます。「多」は、上部の「タ」で確認したことを下部の「タ」が受け継いで、更に同じ検証を重ねる慎重さがあると言えますが、同じ表現を繰り返すことで、その対応を更に念押ししていると観ることもできます。
「移」をまとめますと、先ずは必要な情報を勝気に取り入れて、周囲を確認しながら程良いバランスを保つように再検証し、更に新たな圧力や情報等から必要なことを柔軟に取り入れて、時間的推移によりその内容は濾過するように検証や仕分けを繰り返し、吟味された結果をしっかり出すということ。
私が務める会社は昨年末に移転しましたが、移転先探しは私が任されていたので本当に疲れました。市内某3区にある一定条件の物件なら暗記できるほど賃貸物件情報を繰り返し見る毎日。しかし、様々な条件(自分が考える理想的な物件)を満たしている物件は少なく、相談した仲介会社で取り扱いしていない物件からも時間を掛けて探して案内していただくなどして、最終的には何件か内見した中から理想の条件を少しずつ緩めて消去法で移転先が落ち着くこととなりました。もう少し時間を掛けてという思いもありますが、諸事情により仕方がありません。(うん。納得しました←自分に言い聞かせる)
年も新しくなったことですし、新事務所の環境に早く慣れて「ここに移転して良かった」と思えるよう、これからも精一杯頑張りたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
ありがとうございました。
クリスマスやお正月などいつもの日常とは違うイベント事を過ごす時期になりますと珍しいお菓子や贈り物の中に思わず「わぁ!美味しい」「美しい」と声を上げてしまうことがあります。
そして「絶品」というワードを聞くと開ける前からワクワクします。
そしてそれが想像通りですと「まさしく絶品だった」と誰かに伝えたくなります。
私の食いしん坊な心は時には日常の質素さから離れたワクワクを求めているようです。
辞書によりますと「絶品」とは質の高い、優れた物、これ以上ないほど優れていて、感心させられる物、また、物でなくても人間の作り出す、極めて優れた作品、芸などを表します。
今月はこの「絶品」をのぼかんで読んでみたいと思います。
「絶品」は六つの形分けでは受け身の形となり、主張を決めるための情報を受け入れてから自分の考えをまとめる、それから行動なり意志とします。
次に字の理論で観ていきます。
保守の部初めの「く」で情報を素早くとってはチェックします。また右上方向に間口があるため、前向きで保守的な発想を持ちます。続く「ム」でもう一度確認し、向上心を持ってまとめます。
次に「ム」の真ん中辺りから下方向に「Ⅰ」を書き、上部の思考に結果を出したい意志を持つとします。その「Ⅰ」の左右に「ハ」を書くことで情報をチェックすると同時に、瞬時に左右に仕分けして選択の判断力を持つと観ます。
「糸」で考えたことを革新の部「色」に展開します。
まず「ノ」で必要な情報を素早く取りまとめ、これまでのことで不要な情報は流します。
次にその上部より「フ」を書いて圧力や情報を目いっぱい受けとめ検証し、革新の方向性で思いを出し同時にその下に「¬」を書いて範囲を決めその中央に「Ⅰ」を書き左右の識別をし、下部を「一」で閉め、続けて左端より「乚」を書くことで保守の方向性となり向上心とプライドを持つと観ます。
「絶」で意思としたことを「品」に展開します。
「Ⅰ」に続き「¬」と書き、三辺を囲んで範囲を決め「一」で閉め「口」と書きますが、この空間には仕切りがなく外部からは見えづらく内を守る世界を作ります。この「口」は宙に浮いているため自由性がありその実態はわかりづらいとみえます。その左下に「口」を書き、その反対側にも同じ「口」を書き、それぞれに空間がありますが接地面がどっしりしており安定していると観ます。
以上のことから「絶品」とは常に先の情報を素早くキャッチし想定しうることに対応しようとし、その中でも自分の必要なことについて全面的に受け止めたのち、判断を自身の価値観や社会のルールに則って、しっかり選別し一つ一つまとめながら存在、風貌、スタイルなどそれぞれの大まかで自己完結した世界を持つことを言うのかもしれませんね。
絶品のお料理やお菓子などは人々の求める味や好み流行など常に見極める目を持ちながら、自分らしいスタイルで商品を開発したり研究したりすることを続けながら、大胆さの中に自己完結しまとめていく先にこれまでにない評価や感動があるといえるのかもしれませんね。
「絶品」と言われる作品やお料理にはそのように言われるまでの細やかな分析力、判断力、揺るぎない意志と大胆さが必要であり、そのように表現されるには計り知れない努力が必要なんだと改めて感じました。
イベントが多くなる時期ですが食べ過ぎないように気を付けながら、私なりの「絶品」を楽しもうと思いました。
ありがとうございました。
2021年、新たな年を迎えました。昨年は全世界で新型コロナウイルスという未曾有の細菌感染拡大という恐怖に見舞われ、生活スタイルや経済の流れが一気に変わり、戸惑いや不安の中、それでも生きている以上"生きていく"ために、それぞれの立場で試行錯誤しながら、日々懸命に過ごした年月だったのではないでしょうか。
私自身今まで、仕事上でもプライベートの活動でも、常に対面で接しながら関係性を構築する中で、問題解決に向けての支援をしてきましたので、物理的な感染予防対策はもとより、先の見えない不安に対する精神的な部分での寄り添いや励ましをどの様な形で行っていくのか、試しては振り返り、改善策を検討してはまた試すというサイクルの月日でした。そのサイクルが新たな年も続きそうですが、withコロナの時代をともかく元気に過ごしていきたいと思っています。今月は「試す」の文字を分析していきたいと思います。
「試す」
のぼかんの六つの形分けでは受け入れの形となり、大まかな発想法として、常にテーマや相手を求める姿勢と同時に、何度でも受け入れては流すことを繰り返しながら吟味する力を養う姿勢があると観ます。
次に字の理論で観ていきます。
情報などを受け入れては流す中で、保守の部「言」の上の「ニ」で、情報を取り入れては検証し、同時に下の部分を守っては取り入れるかどうかのチェックもします。取り入れたものは、「ニ」の下の二本の横線で識別し、粘り強く取り組もうとする意志があります。ここまでの横線は平行であり、均一な空間を保ちながら存在し、この空間が上からの圧力にもめげず、取り入れたものは吸収していこうとするクッションの様な空間にも観えます。そして「口」の閉じられた四角四面の一つの空間に取り込んでは大胆且つ、生真面目にまとめ上げ、接地面に安定感のある底辺で、揺るぎない意志と覚悟を持ち、そのことを前提として行動に移していきます。
革新の部は、まず「一」を書き、上からの圧力を堂々と受け止めます。「一」の左下あたりにこの「一」に沿って短めの「一」を書きます。これは取り入れたものに疑うことなく迷わず対応していくとし、「一」の中心点からまっすぐ下に「|」を書き、左右に開かれた空間が瞬時に生まれました。物事の良否や、好き嫌いなど、瞬時に識別や判断をしていく様とも言えます。また両方向からの検知のもと独自の発想を生み出していく過程にも観えます。「|」の下に長めの「一」を書き、識別した世界をまとめ上げ、向上心を持ち、現状と向き合う姿勢が窺えます。次にアンテナ的要素の「レ」のような曲線を、「一」の中心より右寄りの箇所から、斜め右下にクロスして一気に下ろし、接地面で勢いよく跳ね上げます。曲線と跳ねは保守の質を持っているので、自分の方針を大事にしながら、そのことにプライド高く対応し、受け止めていきます。また「エ」の独自の発想と呼応しながら、柔軟性を持ち、進めていく様に観えます。最後に「・」を置き、楽しみながら、またその姿勢が周囲には印象的な様となって映る強調の意味と解釈します。
よって「試」という字は、常に圧力や情報を受け入れては流す中で、その情報を粘り強く検証した後きっちり整理をし、現実と向き合いながらスピード感をもって、結論とし行動する姿勢を意気揚々と示す世界観を表すということが分かりました。
得体の知れないウイルスに、怯えるだけの時期は終わりました。その実体が解明されながら、ワクチン開発が進み、個々の意識のもと対応策もしながら、withコロナの時代がまた新たな価値観や生活スタイルを生み出していくのではないでしょうか。世界的にも新しい流れが始まったように思いますし、私自身も今までのやり方にこだわらずに、とにかく動いて感じて、試しては検討し結論を得てはまた次のステップへ踏み出すことを楽しんで、独自のスタイルを確立していく年にしていきたいと思います。
今年は個人相談会でも、のぼかんの理論をもって、出会う方々の生きていく力を応援させていただきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。
明けましておめでとうございます。
2021年の幕開けですが、コロナ禍も引続いていますので油断はできません。
今年も色々と楽しい事、思いもよらない事、辛い事があると思いますが、1日1日を大切に過ごして参りたいと思います。今年も宜しくお願いいたします。
2020年11月の「のぼかん20日会」でのぼり先生が、参加者全員の来年の抱負についての文字を紐解いてくれました。その時点では、来年までまだ日にちがあるので抱負なんて考えていませんでしたが、ずっと自分の中で決めていたことは「諦めない。諦めたくない。」って思いがあり、それを先生に伝えたところ、私の名前「貴子」の文字では「諦めない」をどう捉えるといいのかポイントを教えてもらいました。
今回2021年最初の文字は「諦めない」の「諦」をのぼかんで分析したいと思います。
「諦」
のぼかん六つの形分けは「受け入れの形」となります。
常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れる事を繰り返します。その事が吟味する力ともなります。
字の理論で観ていきますと「諦」のまずは保守の部の「丶」はアンテナ的要素を持っていますので、先の情報に敏感で自分から取りにいく、あるいは発信すると観ます。その下の「一」で取った上からの圧力や情報を受けて全て並べて吟味しながら、空間を開けて2本目の短めの「一」で上からの情報を集約し、更に横からも空気が入ることで新たな考え方や発見があり、3本目の「一」で今までの情報をまとめていきます。その下にある三方向が囲まれた「冂」で範囲を決めて全ての情報を入れて「一」で締め、誰にも侵されない造りの中で情報を入れては考えをまとめていきます。
そして、この「言」の考えを基にして、革新の部で展開していきます。
「丶」で「言」の考え方を表現・行動するため、どのような方法がいいかを読み取り、「一」で上から情報をも受けながら、すべて並べて今までの考えを行動に移す準備をしていきます。「一」の下の「ソ」の中に情報を集約してそこに選択した要点を全部詰め込み、その下の左側の「|」で意志とし「フ」で範囲を決め内側に鋭く跳ねる事で自分なりに勢いを持って確信とするとし、「冖」の中にこうしていきたいという本音が内蔵されていると考えます。その下に左側の「|」で自分の出したい強い意志を決め、「─」で上の「冖」の集約した情報をそのまま参考にしながら「亅」で展開の範囲を定め中にまとめます。「冂」の中央に「|」を引くことで中の情報を左右に別けてそれぞれを下に出していくとします。
「諦」をまとめますと、自分から先を読みながら、圧力や情報を受け止め、次に空間があることでそれ以外の新たな情報をも取り集約しながら自分の中に全部取り入れていきます。それを丁寧に一つ一つ見直しては行動に移していきながら、また新たな情報を受けつつも検証しながら確認を繰り返し、絞り込んではその意思を強固とし表現・行動するとします。
つまり、テーマについて時間を掛け情報を繰り返し検証しつつ自分の考えをまとめては、行動に移しながら意思を絞り込んでいき、迷いのない納得の行動を展開する、となりますね。
「諦」という文字を分析して気づいたことは、最後の最後に自分の本気の集中力がわかる事でした。
中途半端な集中力では自分の本気が出しきれないと理解できました。
諦めない目標に向かって今年1年、1日1日を精一杯過ごしていきたいと思います。
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
厳しい年となりそうな気配ですが、皆で元気を出して頑張りましょう。
寒さはまだまだ続きますが、そんな日々でも寒い中入るお風呂は格別です。
一日の疲れを癒し、今日の出来事を思い反省もし、歓びも感じ、嫌な事はきれいさっぱり洗い流し、前に進む事しか考えず、明日への活力とし温まった身体で風呂を出る。
ふと鏡を見れば昔に比べ衰えている自分の姿があります。人生100年時代と言われる昨今、「これではいかん」「よし」と思うが、慣れぬ運動に手を出してもなかなか出来ない。やっても続かない。それでも今年から今までと違う世界で仕事をするせいか、否が応でも身体を使う。とにかく歩く。距離を測った事はないが、半端ないその成果。自分の意思に関わらず自然に体型が良い方に変わってきた。少し日常のリズムが変わると仕事以外でもよく歩く様になった。体調も良い筋肉がつくと寒さにも強くなるし薄着でも平気になる。不思議なものだ。本当に人間の身体は丈夫だ。
筋肉は年令関係なく鍛えればちゃんとつくらしい。まことに嬉しい事である。
そんな嬉しい出来事である筋肉。
この文字を新年のテーマにします。
のぼかん六つの形分けでは受け身の形となります。
主張を決めるための情報を受け入れてから検証しては、自分の考えをまとめる。それから行動なり意思表示に移すと観ていきます。
字の理論では、一画目革新の質の「ノ」でまわりからの情報より明確な方針を持ち、続く「ノ」の真ん中あたりから横に書く「一」で、「ノ」についての現実的な情報を受け止め検証します。
その下部では受け止めた内容を冷静にどう捉えていくか考え、そこに保守の質の「ヽ」を置き瞬時に左右に仕分け、価値観を大事にしながら現実に即した判断性をまず持つとします。
その後まわりの情報を受け入れながら、構築された「ケ」の基本姿勢について、その右側に書く革新の質の「ノ」で客観視します。続く「一」で新たなる情報をも受け止めつつ、こちらはその下部に革新の質の「ノ」を書き、現実的な判断性を持ち、先程の価値観、考え方、方法と、新しい考え方、方法を融合させまとめ、その思いを下部に伝達していきます。
一拍おき横からの情報を許容しながら、革新の質を有する「ノ」でここまでの流れを要約し、「一」「亅」で三方向をしっかりと囲み、その枠内にまずは情報をまとめ入れます。そこに順々と「一」を二本引く事でこの内にある情報をコツコツと時間をかけながら上中下と三つに掘り下げ検証しては努力する姿勢があり、その思いは全て一度では出さず、三分の一ずつ下方向へ出していくと考えます。
その姿勢を右側に書く革新の質の「つ」で「月」を客観的に観察しては内向しながら、その真ん中あたりに「ノ」をクロスさせ、ここの情報をその環境に合わせた瞬時の判断で下方向に力強くそしてわかりやすく表現していきます。
「筋」で考えまとめた事を続く垂直に下す「|」で迷いなく意思とし、上部より幅広くじっくりと「一」を書き、この面にこれまでの情報を並べ検証し、その右に垂直に下す「亅」で範囲をしっかり決め、その内側に自分の世界を作ります。
ここに革新の質の「ノ」をクロスさせ、「筋」からの情報を「冂」の内に伝達し、その内容をバランスをとるかの様に保守の質の「ヽ」でまとめ、その下に再度革新の質の「ノ」で新たに価値観を勝気に展開し、ここもまた保守の質の「ヽ」で締めまとめていくとし、こうして内側に徐々に時間をかけて繰り返しは新たなる情報を定着させていこうとします。
大まかに「筋肉」の文字をまとめますと、まわりからの情報より明確な方針を持ち、その事についての現実的な情報を受け止めどう理解するか冷静に考え、それを客観視しながら検証を繰り返しては方針を定め、自身の世界の中で繰り返しながら新たなる価値観を構築していく事と考えられます。
「筋肉」は辞書的には、動物の持つ組織のひとつで収縮する事により力を発生させる代表的な運動器官でありながら、まるで生きているかの様に情報を選び取り、時間をかけては蓄えながら努力する。しかもその姿は外からは全く見えない。コツコツやる事により力をつける、となります。
実際筋肉は、今やったから明日変わる、そんな簡単ではない事を文字は物語っていますね。
一朝一夕では物事は完成しない、見えない努力が大事。
まさに何事にも通じる世界であり、又それが簡単には出来ない事も語っています。
ここ関東では、人手不足で外国の方も随分いろいろな世界で働いています。中には日本人以上に頑張っている方もいる。厳しくても頑張る。
昭和世代に教わりながら、昔の日本人はもっとすごかったのだと思うと彼らは言う。
しかしその反面、今の若い人は働かないとも言う。素直な感想だと思う。
働き方改革で、皆一律で公平に出来る様にし、その為に勤務体系も変えてしまい、そのあげく日本の技術力はどうするというのか。
皆と同じでは技術は上がらない。時間や経験が必要だが、見えない努力はいらない様な世界になりつつあった。
しかしコロナでまた環境が変わってきた。こういう時こそ、日本人の底力が問われるのではないか。若い人でもとんでもなく頑張る人間はたくさんいる。しかしやってない方もいる。ただやってない人間の方が目立つだけであり、このコロナ問題で眠っている日本人本来の姿が見えてくるのではないかと思う。
アピールがヘタでも結果を出す。
結果を出すには時間をかけ努力し実力をつける、まさに「筋肉」。国家への大いなる契機ではないかとさえ思います。
こういう機会にめぐり合える「のぼかん」に、新年早々感謝であります。
あけまして おめでとうございます。
今年も皆様と無事に過ごせますよう祈願しつつ、よろしくお願いします。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大で、これまで通り人と会うことがままならず、世知辛くも寂しく厳しい年となりました。
その様な中、やはり人と人を繋ぐツールは、電話やラインやメールが活躍しました。
また乗り物や出先であっても、 咳をしただけで新型コロナウイルスの感染者に疑われ事件までに発展してしまう記事も目にしました。
こんなに電子機器が発達しても、今の状況や思いを周りの人に伝える事の難しさを更に痛感しました。
今回は、伝えるの「伝」を「のぼかん」で観たいと思います。
「伝」は、「のぼかん」の六つの形分けでいうと、受け入れの形となります。常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に、何度でも受け入れることを繰り返す。その事が吟味する力ともなる。
次に字の理論で観ていきます。
まず革新の質の「ノ」で、周りの情報から素早く瞬時に必要な情報だけを取り入れ、不要なものは流します。
次に「ノ」の重心のとれた所から「|」を書く事で情報の整理を果たした上で、地に向けて貫き通す様な強い意思とし、はっきりとした考えや意思を持つとします。
また勝ち気な考え方の中にも、良い悪いのバランスをとりながら、情報の受発信をするとも観ます。
次にその考えや思いを基に、革新の部の「一」で情報を受け止め検証し、不要なものは流します。
一度流したものを一拍置いた下部の「一」で再度受け止め忍耐強く検証しては意思とし、その「一」の下から直接保守の質の「レ」で情報を絞り込み、「ヽ」で止め締めることで発想力豊かで右横に自分の思いをだしながらも、基本的な考え方を基に上昇志向で行動していくと観ます。
「伝」は、はっきりとした考えを持ち、更に情報をとりながらも忍耐強く工夫を凝らしながら、粘り強い行動とともに、自身の基本的な考えを基にプライド高く表現し行動していくと観ます。
相手に伝えたい時は、こちらが伝えたい思いや内容をまずは明快に示し、そしてまわりの情報を観察しながら、その場の空気に即した、またその人に合わせた表現などを瞬時に読む事が大事となりますね。
そこで相手の考えなどを受け止め話を伺いながら、こちらの意図する内容を色々な表現を用いながらも、その人がきちんと理解できる様に向上心をもってまとめ伝えていく事を心掛けるといいのですね。
人に自分の思いを伝える事は、本当に難しい事だと常々思います。
同じ目的であったとしても、そこに到達するまでの過程は人それぞれですし、価値観が違えば尚更だと思います。
そこは、一生勉強なのだろうと思います。
相手の気持ちになって伝える為にも、「のぼかん」の理論をしっかりと活用していきます。
今年は多くの方々に、もっと解りやすく伝えられる事ができるように努力しだいと思います。
「のぼかん」に携わっていると、全ての事柄を深く考えさせられる事に心から感謝いたします。
ありがとうございます。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年は新型コロナウイルスのパンデミックに始まり、オリンピック開催中止、総理大臣の交代、アメリカの大統領選など、まさしく激動の1年でしたね。この1年でガラッと世界のフェーズが変わったことは誰しもが感じていることかと思います。新型コロナウイルスが収束したとしても、今までのような世界にはもう戻らないでしょう。その流れを受け、これより先は一人一人がより良い人生を送るために変化していくこと、言うなれば「進化」することが求められているのではないかと思いました。
そこで今回はこの「進化」とい言葉をのぼかん的な視点で読み解いていきます。
まず六つの形分けで言うと進化は「攻撃の形」となり、やりたい願望が先にありやってみてから学ぶ姿勢。やってみなければわからないとの発想となります。
次に字の理論で観ていきます。
「進」の字はまず一画目の「ノ」で上からの情報を力強く取り、いるいらないの取捨選択を素早く行います。その重心から「|」を下すことで、一画目の情報の要点を取り次の行動へと移るための意志とします。続く小さい「ノ」でさらに情報を取ることで慎重な姿勢とします。その下に「一」が続くことで、これまで取った情報を一旦並べ、客観的に整理すると同時に上から来る圧力・情報にも対処していきます。その中心からまた「|」を下すことで意志を確固たるものとし、そこにさらに「一」が三回続くことにより、できる6つの空間で粘り強く、生真面目に、情報を吟味して自分の内面で何度も検証を繰り返しつつ、その半分は右方向に発信するとし、まわりの状況を知り理解しつつ確固たる自分の世界観を作り上げていきます。その左側に上から見下ろすような形で「﹆」を打つことで、それまでとは違った視点で客観的にかつ遊び心を持って物事をとらえ、その下の「辶」のバネのような部分で柔軟性を育み、「隹」を乗せたかの状態を有したまま、最後の払いでマイペースに表現していきます。
「進」でできた価値観を次の「化」に展開していきます。
「ノ」では「進」から来る情報を受け、自分が行動していくために何をしていくべきかという情報を素早く取り、その重心の取れた位置から「|」を下すことで行動の指針を見定め、やり貫く意志とします。続く右側の「ノ」では、一度決めた指針に対してそれで間違いがないか精査するように自身の内面に向けられており、それを「乚」で受け止めることで自身が定めた目標に対し、スピーディー且つプライドを持ってやり貫いていきます。
まとめますと、「進化」とは常に先の情報に対して素早く反応、判断しそれを慎重かつ粘り強く、自分らしさを持って考え行動し、それをやり貫いた先にあるものだということがよくわかります。常に将来を見据える姿勢と、自分なりにできることが何かを照らし合わせ、時に中々進まずじれったい時期もありますが、その先には飛躍的な発展が待っていると信じ、諦めずに進むことが大事なのですね。
これからの時代を自分らしく生きていくにあたって、今日のこの分析を是非とも心に留めおきたいと思いました。
あけましておめでとうございます。
毎年、元旦に目を覚ますと、大晦日より数時間しか経っていないにも関わらず、何もかもが新しくなったような、爽やかな気持ちに包まれます。
さっぱりと洗われたれたような清々しさと、何か新しい事の始まりを予感して心が躍るような感覚が入り混じったこの気持ちを言葉にするとしたら「希望」でしょうか。
今回は、この「希望」という文字を「のぼかん」で検証してみたいと思います。
「希望」
のぼかん六つの形分けでは、直情の形となり、自分の価値観に忠実で内にも外にも何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通すと観ます。
次に字の理論で観ていきます。
まず革新の質を有した「ノ」で現実にある情報の中から「これ」と思うものを選び取り「丶」をクロスさせることにより、再度その考えを見直し、思いを強くします。次に「メ」の下より革新の質を有する「ノ」を勢いよく下ろすことで「これ」と決めた考えを自分らしく強気に展開していくと観ます。展開した考えを「一」で交差させ一旦並べて現実感に照らし整理します。その内側は、保守の質となり基本姿勢を大切にする姿勢と観ます。「ノ」の中ほど下に「|」を書き、続いて「一」「|」を書き、三方向を囲まれた「冖」を構築し、その内にこれまでの思いを取り入れまとめます。自分で確実に取り組む範囲を定め、その中央を「|」で貫くことで、空間の中の考えを瞬時に左右に仕分け、仕分けたものを下に伝えていくと観ます。
「希」で考えた事を「望」で表現、行動に移していきます。
「`」で「希」の考えを受け止め、続く「一」で整理します。「一」の下真ん中辺りから保守の質の「L」を書き「亡」を構築し、整理したものの中から必要なものだけを取り入れ方針を確認します。「亡」の右に革新の質の「ノ」を書き、続いて「一」「|」を書き三方を囲まれた空間「冂」を構築し、自身の方針に対して確実に取り組む範囲を定めます。「冂」内に上から二本「一」を書き「月」を構築し、内に入れた情報を上中下と時間的推移によって掘り下げていきます。掘り下げて精査された情報は底に溜まることなく三分の一は、下方向へ出ていくと観ます。
また「亡」と「月」は向き合っているので、ここに内省、内向する質を観ます。
「亡」と「月」の一拍おいたところに「一」を書き、その中央から下に向かって「|」を下ろし、考えを表現、行動するための準備を明確にします。その下真ん中辺りに短い「一」を書き、取りこぼしがないかを確認すると同時に「|」とクロスすることで、方針を左右上下に仕分け、より細かく準備を進めていきます。最後に「一」を書くことで構築された「王」は感性の質がオープンで、左右対称の様は、周りにわかりやすくバランスよく表現していきます。また線が直角に交わる様からその表現には確信を持ち、自身の方針や左右から入ってきた情報に対して生真面目に粘り強く対応していくとも観ます。
まとめますと「希望」とは、自分がこれと思った事を自分らしく確実に表現、行動していくために、時間をかけては丁寧に粘り強く計画をたて、それを堂々と周りにも指し示せる事として備える世界とまとめられます。
自分の思い通りに物事を進めていく過程では、障害や困難も経験するかもしれません。そのために、念入りに準備をする。
「どうしても やりたい」「どうしても こうなりたい」という想いがあるから頑張れるという言い方もできるでしょうか。
なるほど。「希望」というのは、未来に向かっている言葉なのですね。
私が元旦に感じた清々しさと心躍るような感覚から「希望」という言葉を連想した理由がわかった気がします。
新しい年も希望を持って、明るく、楽しく日々を過ごしていきたいと思います。
不平、不満が出そうな時、疲れや行き詰まりを感じた時には、希望のはじまりである「自分がこれと選び取ったもの」を思い出してみようと思います。
自分が選んだもののためであれば、立ちはだかる障害や降りかかる困難にも立ち向かう勇気が持てそうです。
障害や困難を超えるたびに自分が選んだものに近づくのですね。
「希望」という文字は、そんな明るい予感と勇気を掻き立ててくれるように感じました。
皆様におかれましても、どんな時でも胸に希望を持って明るく、楽しく過ごせますように
心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
寒さが一段と深まり早いもので、新しい年の始まりを迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年を迎えるにあたり、断捨離をしましたが、今までとは、すこし考え方がかわりました。これまで自分にとっての不要品は、躊躇なく捨てていましたが、今回は何故かそれが出来なくなりました。コロナ禍で、マスク不足だった時にマスクを作って下さった方や、消毒薬を譲って下さった方など、いろいろな方の顔が浮かぶようになったからです。ただ捨ててしまうのではなく、必要と思って下さる方に、譲ることで整理が出来ないかと考えました。
そこで、今まで気になっていながらも、なかなか始める事が出来ずにいました今話題のフリマサイトに挑戦しています。フリマに詳しい友人に方法を聞きながら家を片付けつつ、少しずつ始め、今では数十件ですがお取引をさせて頂いております。
そこで今回は、良好でスムーズな「取引」が出来るように、「取引」の文字をのぼかん的に分析します。
「取引」
のぼかんの六つの形分けでは受け入れの形であり、常にテーマや相手を求める姿勢と同時に何度も受け入れては流すことを繰り返しながら検証しては吟味する力を培っていくと観ていきます。
次に字の理論では1画目の「一」を引くことで、圧力を一旦受け止め、検証し現状を把握し、不必要な情報ははね返していきます。その下の左より内に入った余裕の持てるところに、「丨」を下ろすことで、自己の中での範囲を決め、「丨」の方針に沿うように、「一」を2本引くことで、保守の展開となり、時間をかけながら上中下と掘り下げていきます。さらにその下に「/」を跳ね上げながら書き、プライド高く意思とし、最後に「丨」を下ろすことで、これまでの内容を囲み、ぶれない意思とし、革新の質を有しながら、明快に勝気に展開します。
次に、革新の部に、革新の質を有する「フ」を書くことで、保守の部の「耳」の考えを勢いよく包み込み向き合い、ここで自己に問いかけ、そこに、クロスする保守の質の「乀」を書くことで、基本姿勢を大切にしながら、バランスをとり考えを構築していきます。
「取」の考えを、「引」へ、展開します。3方向が囲まれた「コ」で、革新の質を有する空間を作ることで、勢い良く展開し、その下に「弓」を書くことで、改めて、保守の質の基本姿勢を大切にしながらも、再度下部の革新の質の「つ」で勝気にまとめ上げます。こうして構築された「弓」は、「取」の考えの要点を粘り強く確かめながら表現する姿勢とし、今までの自己の経験で培った、独自の考えをも合わせながら迅速にまとめ上げます。最後に、「丨」を書くことで、これまでの内容を吟味しながら、すべてをまとめ明快に表現します。
つまり、「取引」とは、与えられたテーマに対して取り組める確実な範囲を決め、そのテーマとすることを掘り下げ、事実を確認しながら、しっかりと考え、その基本と向き合い確固たる考えとし、粘り強く取り組みながら確信とし、勢いよく、迅速に対応していくものと考えられます。
テーマに対し、明快な方向性を持ち、きっちりと取り組むことが重要となってきますね。
SNS上の取引は、顔の見えない相手の方であるが故に、その方のニーズに応えるための、しっかりとした、情報収集と現状で出来る事を伝え、成立すれば迅速な対応でスムーズに終えることが大切ですね。
顔の見えない相手の方に、挨拶はもちろんお礼や、労いの言葉を頂くこともあり、心温まることも多いですが、中には、言葉足らずなことで、確認不足となり、ご迷惑をおかけすることもあります。気持ちの良い「取引」ができるようにするためには、しっかりとした対応、約束や方針を明快に示し、その通りの対応をすることで、信用も得ていけるのですね。
新年を迎えましたが、終息しないコロナ禍の中で、一層人の温かさや繋がりを感じる今日この頃です。新しい年も良い年になりますようにお祈りしております。ありがとうございました。
新年明けましておめでとうございます。
「のぼかん」初級科講師になり初の文字の再発見に参加させていただきます。宜しくお願い致します。
「のぼかん」の講師になるまでは来る情報に反応するだけで自分から率先して行動に移す事が苦手でした。
そんな私が自ら「のぼかん」の講師になる!と決めて行動に移しています。自分でも驚きですが、やると決めた事を一生懸命頑張っていく覚悟で初の投稿は『挑戦』の文字をのぼかん的に観ていきます。
『挑戦』
のぼかん六つの形分けでは受け入れの形になります。常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れる事を繰り返す。その事が吟味する力となります。
次に字の理論で観ていきます。
「一」で圧力や情報を受け止め検証します。続いて「亅」を中心からクロスして「一」を左右に識別してはその下部を左上へと跳ね、きちんと分析した事に対応した後、下の方から右斜め上へ「―」をクロスさせ勢いのあるプライド高く意思としていきます。
「扌」の基本を革新の質の「ノ」で取り入れてはチェックするとし、その事についての姿勢を更にチェックするかのように上下「冫」で情報を一点に集めます。次にそこと反りを合わせて右側に保守の質の「乚」を書き外へアピールしながら、こちらも上下「´」「丶」で外からの情報を集めチェックしては考えまとめていきます。
「挑」の考えを「戦」で行動に移します。
これまでの考えを保守の部のアンテナ的要素の「ツ」でチェックし取り入れた情報を集約しながらそれを「冂」で三方向を囲んだこの空間に取り入れます。入れたものを「一」で上下に分け更に「一」で閉めその下に空間を開けて横からの情報を受け入れながら続く「一」で自分のペースで柔軟に検証しては構え、それらの真ん中に「|」をクロスさせ固定する事で意思を通すとし、同時にこれまでの内容について左右両面の質を一つ一つ固定し確認していくとします。
「単」での考えを「一」に並べ検証し、そこへアンテナ的要素で保守の質の「し」でクロスさせます。基本を大事にした中で柔軟に前向きな姿勢で右上への表現を意図し、革新の質の「ノ」を右上から左下へ向かってクロスさせ確固たる姿勢を持ちます。その右上の「丶」でここまでの全てを確認し同時に遊び心を持ちつつその時の思いを表現していくとします。
大まかに「挑戦」の文字をまとめますと、情報を取り入れるのに慎重にチェックし分析し、遊び心を交えながらも確認を怠らず向上心を持って考えとし、その事について取り入れた情報を論理的に組み立てては、柔軟にそして確信を持って行動していくと観ることができます。
「挑戦」を辞書で引くと
・戦いや試合を挑むこと
・困難な物事や新しい記録などに立ち向かうことと書かれています。
挑んだり立ち向かうには努力、忍耐力が必要で、それを持続させる事こそが一番大変で大事であると言えます。一年の始めに今年の目標を立てこれから「挑戦」していきます。
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、しっかりと計画を立て自分が納得出来るように掲げた目標に向かって自分に自信が持てるよう努力し続け「挑戦」していきたいと思います。
今年から宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
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