以前、『のぼかん』の学びの中でよくのぼり先生に指導して頂いた言葉があります。
「基本に忠実であれ」
なんの学びでもそうだと思いますが、慣れた頃に自分のオリジナルが出てきやすいもので、基本がきっちりできていないとオリジナルと思ったものはただの自分勝手な思いになってしまいます。
私はこれまで『のぼかん』の学びに限らず、早道だと自分の考えで行動すると、結局はまたスタート地点に戻るという事を何度か繰り返えし、基本の大切さを痛感しています。
今月は「基本」をテーマに分析し、考えてみたいと思います。
【基本】
のぼかんの六つの形分けでは直情の形といい、自分の価値観に忠実で、内にあっても外にあっても変わらぬ姿勢を通すと、まずは解釈します。次に字の理論で観ていきます。
まず「一」で今ある現実的な圧力や情報を避けることなく堂々と受け止め、検証し精査します。この「一」の左側より内に入った位置に「|」を交差させ、情報の仕分けと共に新たな情報を取り明快な意思とします。次に間を置いて右側にも「|」を交差させ、幅の有る情報の仕分けや検証をし、先程意思とした事も含めて全体の情報を細かく仕分け検証し、更なる意思としまとめていきます。次にこの二本の「丨」によって出来た三方囲いの中で周りの影響を受けずにここまでのまとめた情報を取り入れじっくりと検証します。
その内に「一」を二本書き、これまでの情報を時間をかけながら上中下と順にその中身の変化を表していき、最後に長い「一」を書き閉じることで、検証、熟考する部屋が完成し自己の納得の世界とします。上の「一」より下の「一」の方が長いため上方向の前向きな発想をするといえ、上の「一」で排除した情報や新たな情報を受け止め更に検証を重ねます。
ここまでは直角的な部で左右対称でもありますから世間の価値観に沿う自分なりの考え通りに公平感をもって生真面目な発想をするといえます。
続いて長い「一」の下左側に「ノ」を書きます。これは革新の方向性を有し、ここまでのまとめたことの中から自分がこれと思うものを取り出して勢いよく表現するとし、間を置いて右側に「乀」を書き、これは保守の質の方向性を有し柔軟に対応していきます。
この「ハ」のような部の内に「一」を書き、ここまでの意思としたことや新たな情報を避けることなく受け止め検証し吟味します。この「一」の真ん中に「丨」を下ろし、瞬時に左右上下の識別をし意思を明確にします。その下に長い「一」を書き、「十」の全体を受け止める形の「土」となり、上の「一」から排除された圧力や情報をもう一度受け止め検証するとし、同時に上への方向性により上からの圧力や情報に堂々と備えるとします。また「土」の「丨」がすぐ上の「一」に下から刺激を与えるともいえ、これまでの考えに常にチェックを入れる生真面目な慎重さがあるともいえます。
次に「基」の下部に空間を置き「一」でここまでの姿勢や意思としたことや、新たな情報や圧力などをその面一杯に受け止めては検証し、要るものは取り要らないものは跳ね返したり両側へ流し排除します。その中心に「丨」を書き「十」とし検証した内容を左右上下に仕分けし更に検証するとします。その下部の左右に「ノ」と「乀」を書き全体のまとめとしての範囲を定め、「丨」に「一」を交差させて「本」の核心とします。
大まかにまとめますと、情報を取りつつ自分の価値観の中で時間的推移をみながら、じっくりと精査したことを公平感をもって生真面目に粘り強く前向きな考えをバランスよくまとめ、そのものの立ち位置にあっての、あるべき姿勢に沿いながら圧力や情報を受けては、自身にとっての意味を均等に公平にその実態や現実を理解してその核心としていくといえます。
こうして「基本」とは、その実態に対して厳しく向き合い、問い検証し続けて世に適うものとして生み出された世界であり、そこには現実の情報の中にあり続けながら、確実に示し続けられるものとしての存在感をも有します。
一方こうまとめ上げられた事を考えますと、「基本」として生み出す苦労と努力と何年の時間を経ても、立ち続け示し続けられる凄さの世界をも表されますね。
基本に立ち返るというのは、今一度物事をじっくりと考え見直すいい機会だといえます。
「急がば回れ」という言葉があるように、時間がかかっても基本からじっくり取り組むのが結局は早道になるのだと思います。
今月も大切な学びをいただきました。
ありがとうございました。
社会に出てすぐの頃、私のミスで職場の上司に迷惑をかけてしまい、その謝罪時に「反省しています」と謝り許して頂いた事をふと思い出しました。
今になり、あの時は「反省しています」と表現しましたが、「反省しています」の表現は謝罪時に適していたのかと考え、今月は『反省』の文字と向き合っていきます。
辞書的意味合いはでは、自分の言動や考え方を振り返り、その結果をもとに問題点を見つけ出し、改善につなげる行動や思考のこととありました。
『反省』
のぼかんの六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に忠実であり、いつでもどこでも状況に関係なくそのスタイルを通すところがあると観ていきます。
字の理論では、一画目の「一」で圧力や上からの情報を一旦受け止め並べ検証し、その左より「ノ」を降ろし「厂」とします。この内は右方向の保守の質として価値観を大事にした展開となり、外的圧力等の意味合いを自分なりの解釈として捉えていきます。
「厂」の横線の流れに合わせ内の情報と向き合う様に「フ」を書き、「厂」で得た情報を要約し更にその内容を絞っていきます。
そこに「乀」をクロスさせ全体的なバランスを考えながら、更に保守の質を徹底し揺るがない考えとしていきます。
『反』の考えを展開していく中で、下部「又」のエリア内のコアな情報を主に「亅」で取り取り組む方向性を決め、その両サイドに「ハ」を書いてこの範囲内に絞った情報を瞬時に左右に仕分け、その時判断した事を「ノ」に乗せて一つの考えとし、この「ノ」の途中より「|」を降ろし明快な意思としそれを「一」「|」で直角的に三方向を囲みこの中に更に絞り得た情報を、次に順々に書く二本の「一」にて、時間的推移により上中下とその理解を深めていき「一」で閉じまとめます。『反』より取った情報を左右の識別の意味をきちんと理解した上で深く考えるとなりますね。
大まかにまとめますと、現実的な圧力をしっかり受け止め並べ検証してから、自分の中に取り入れた内容は価値観と照らし合わせ向き合い、その考えと周りとのバランスを考えながらも、自分らしさの世界を構築し考えをまとめます。
その考えから意思とした事について、取り組む範囲を絞り、そこから得たものを更に自分の価値観を大事に理解した上で、そこより選択した内容を時間をかけ考えを深め続けるとなります。
ですから、現実に起きてしまった事柄より逃げず受け止め、その事実とする内容を自身の中で問い向き合っている時、その事柄の表面の理解しかできていない時はここで自分の認識としてはまだ浅く「ここは悪かったけどそんなに怒らなくても、、、」「ちゃんと非は認めているのに、、、」となりやすく、安易に「反省しています」と口にする事が出来てしまうのかと思いました。
ここで自身の中で起こってしまった事実や原因と向き合う事が出来れば、失敗した重みが現実にのしかかり「二度と失敗は起こさない」と自身に誓おうとなるでしょうから、軽はずみな表現は出来ないとなりますね。
つまり「反省しています」ではなく「反省します」がその場で適しているのですね。
まずは謝罪しその事実の理解と自分の取り組み方を徹底的に知り納得する。そこが出来た時が反省したとなるのでしょう。
文字の分析をして、私が「反省しています」を口に出して謝罪し反省した気でいたのも許されていたのも、「これ以上注意しても起こった事は仕方がない」とあきらめられたのも一つだなと今なら考える事が出来ます。
また「反省しろ」「反省したか」に「反省しました」の様な、軽くすぐに口に出せる内容ではない事がよくわかり、ここまでの「反省しました」は、お灸を据えられた時に用いていた単なる反応だと整理出来ました。
歳を重ね『反省』に対して、原因となった事実を知ろうと取り組むとはどういうことかを、のぼかんの「ものごとの真実の世界を理解する勉強」から、意味がわかるようになってきました。
そして文字の再発見コーナーは、私にはその文字の持つ意味合いを知った発表と確認の機会となっています。
過去の「過」の文字は音読みでは「カ」と読みますが、訓読みでは「過ぎる」とも「過ち」とも読みますよね。今回は「過ち」という読み方に絞って「過」の文字を分析してみようと思います。
『過』
のぼかんの六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に対して忠実であり外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通し、本人的には不器用と思う、と観ていきます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目「丨」で情報を取り明快な意思を持ち、その上部より「一」「丨」と書き「冂」としここで取り組むべき範囲をしっかり定め、この上辺では上からの情報なり圧力を堂々と受け止め並べ検証し必要なものだけをこの囲いの中に取り入れ、不必要なものは左右に流していくと観ていきます。
次に、この囲いの右下に短い「丨」を書き取り入れた中から更に意思とし、その上部より短い「一」を書き三方向囲まれた小さな空間を作ります。この部は外の囲いを補強している様にも見えますし、真ん中ではなく右下の偏った位置にあるため独自の世界ともこだわりの世界とも考えられますね。
次に、左下の長い「丨」で新たな情報を取り明快な意思を持ち、その上部より「一」「亅」と書き上部の囲いよりもひと回り大きな「冂」とし、ここで更に広げ展開していきます。
また「冎」の上部の横線で流したものを下部の長い左右の横線で再度受け止め検証できるところから、タフで粘り強さがあると観ることもできます。
「冂」の最後が左上に跳ね上げていますので、意思としたことを勢い良く前向きにまとめ、同時に囲いの内側に当たるようにも見えますので自分自身に問いかけ向き合い続けている様とも考えられますね。
次に、この大きな囲いの真ん中辺りに短い「丨」を書き、その上部より短い「一」「丨」と書き「冂」とし最後「一」で閉じ「口」とし、これは仕切りのない一つの空間ですので取り入れたものを細かく仕分けすることなく大らかに育む世界ともなります。
また、この「口」は周りのどこにも接していない為、固定されておらず自由に動く可能性があるとも考えられますね。
「咼」全体では我慢形の部であり全て直角的ですので、周りの情報にあまり左右されることなく自分の価値観の中で生真面目にきちんとしっかり考え検証しているとも言えますね。
「咼」で考えまとめた事を基に、左側「丶」で情報をチェックし確認した後、続く「ろ」のような部でタフに粘り強く検証を重ね、続く曲線「乀」で柔軟に前向きに行動していくと言えますね。
「過」は「しんにょう」の上に「咼」を乗せている様にも、「咼」を「しんにょう」で支えている様にも観えます。また「咼」と「しんにょう」の間には空間があり風が通るとも考えられます。そして「咼」の下部の囲いは下に間口があり情報が入る可能性がありますが、上部の囲いは四方を囲まれどこからも侵されることのない空間ともなりますね。
よって「過」とは先ずは現実を受け止め自分が取り入れたものの中から更にこだわりの部分を内に秘めながらも、更に広げ展開していく中で大まかにまとめた事を基本に持ち、自らがこうしようという意思を示し勝気に検証を重ねながらプライドを持ち柔軟に表現していくとまとめられますね。
ですから、自分の価値観と常に向き合いながら周りからはわかりづらい自分だけのこだわりの世界を常に持ち続け、更に粘り強く検証を重ねながらも考えまとめたことを、それはそれとして持ち続けていく中で時には揺れ動きながらも現実には力強く前を向いて進んでいくことだと理解できました。
今回「過」の文字を分析したことで、誰にでもあるであろう過去の過ちというものに対して、現実をしっかり受け止めた上で自分自身としっかり向き合い考え問い続けていく中で、その事は自分だけにしかわからない世界でもあり誰しもが持ち続けていくものでもあると思いました。
そして、その部分を敢えてさらけ出す必要もなく、また周りに分かってもらおうとアピールするものでもないという事、そしてその事を忘れたいとか忘れられないという事ではなく事実としてあり続ける状態であると理解できました。
じっくり自身と向き合い検証を重ねていく中で時には揺れ動くことがあって当然と捉え、それはそれとして自身でしっかり理解し、日々の現実の世界を力強く且つ丁寧に歩み続けていくことが大切なことなのかもしれませんね。
今月も文字の分析を通して新たな気付きとなりました。ありがとうございました。
先日、久しぶりに常備薬の整理をしました。いざという時の為にドラッグストアなどで購入した市販薬は、使用期限切れになった物も多く、もったいないな~と思いながらゴミ箱へ。病院で処方された薬は、本当は使い切らなければいけないのに症状が軽くなると使用を止めてしまい余らせてしまった物などを反省しながらゴミ箱へ。
我が家の場合、鎮痛薬は利用頻度が多く、成分の違いで効果が違うなど様々な理由から鎮痛薬だけでも常に5種類以上を常備しており、状況に合わせて使い分けるようにしています。他にも市販薬は数が多いので、購入する際は非情に迷いますが、そんな時は登録販売者の娘の意見が心強くて有難いです。
ということで、今月は「薬」という文字を分析し検証したいと思います。
「薬」とは、漢字ペディアには以下のように書かれていました。
①くすり。病気やけがの治療にききめのあるもの。
②化学変化を起こさせる物質。
のぼかんの六つの形分けでは「直情の形」となります。
外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通す。
終始一貫した姿勢があるとします。
字の理論で観ていきますと、まず上部の「一」で圧力や情報等を受け止めて、取り入れるか流すかの判断をします。この「一」の左寄りの位置に「|」を交差して書き、アンテナ的要素で情報をチェックし、右寄りの位置にも「|」を交差して書き、先程チェックしたことも含めて幅広い情報によりチェックして取り入れた情報の整理の仕方は、左・中・右と三つに仕分けする発想法が上下にあるとも考えられ、取り入れた情報をおよそ均等に六つに仕分けして検証すると観ることができます。
この「草冠」の下に一空間置いて「ノ」を書き「草冠」で検証したことから必要なことだけを勝ち気に取り入れ、続く「|」で明快な意思を持ち、続いて書く「一」「|」で更に必要とする圧力や情報等を受け止めて、必要なものは取り入れ不要なものは流します。こうして直角的に三方向を囲い、仕切りのない一つの空間の中に全ての情報を一旦取り込み、その真ん中辺りに「一」を書いて上下に仕分け、取り入れた情報を二段階に仕分けて時間を掛けて整理し、下部に書く「一」で囲いを閉じて「白」となり、整理した情報を几帳面にまとめます。この「白」の左側に「ヽ」「/」続いて「白」の右側に「ノ」「ヽ」を書いて、周囲からの情報を四方向の様々な角度から取り入れて検証を重ねていきます。また、ここでは取り入れた情報を「白」に向かって集約するとともに、周囲に向かって発信すると観ることもできます。
そして、一空間置いて「一」を書き、これまでに取り入れたこと全てを受け止めると同時に新たな情報や圧力等も受け止め、改めて取り入れるか流すかの判断をします。次に「一」の中央辺りから下方向に「|」を書くことで、取り入れたものに対して左右上下と平等な判断をして明快な意思となり、その下に書く左右に広がる緩やかな曲線「八」により、これまでに取り入れた情報や意思決定を左右バランス良く細分化して柔軟に受発信すると観ることができます。
「薬」を大まかにまとめますと、まずは幅広い視野でチェックして取り入れた情報を細かく仕分けて検証し、そこから必要な情報を勝ち気に取り入れて時間を掛けて整理し几帳面にまとめて、更に周囲の様々な角度からチェックした情報を集約して検証し、それを周囲にも発信していきます。そして、これまでにまとめたことを再確認して、偏りが無い判断で明快な意思を示し、さらに情報をバランス良く細分化して柔軟な判断で対応するということ。
つまりあらゆる状況、情報の中より選択された成分を、より完全へと追求しながら、具現化されたものとまとめられますね。
薬には様々な種類があり、使い方で大きく分けると「内服」「外用」「注射」の3種類に分けることができ、薬のカタチは「錠剤」「顆粒剤」「液剤」「貼薬」「塗薬」「吸入剤」その他多くあり、様々な剤型と種類の薬があるのは、病気や症状などに合わせて使いやすくしたり、最大の効果を発揮させたりするためと言われます。
薬は、必要な情報を幅広くチェックして、症状に合わせて細かく検証し、適切であると思うものを時間を掛けて確認し、さらに様々な情報を集約して検証した結果を受けて、改めて薬の効果や副作用、用法や用量、負担の大小や有無など細かい確認もしながら最適なものを決定しますが、バランス良く柔軟に対応することも必要であるということですね。
薬を医師に処方してもらう際も、必要な情報を細かく丁寧に伝えることで、医師の経験則から適切な薬を提案されますが、その薬について気になることがあれば質問や相談をすることも大切なことです。
薬は正しく使いましょう。
ありがとうございました。
今年の一月に怪我をしてしまい、早や7か月が経ち友人とも会える機会が増えてきました。
その時「もう怪我は回復したの」と聞かれることがよくあります。
私の返事は「良くなってきているよ。」です。
会話をしている時、私はどのような状態になったら「回復」したと言えるのだろうと思いました。
そこで「回復」を調べてみたところ
悪い状態になったものが、もとの状態に戻ること。また、もとの状態に戻すこと。
一度失ったものを取り返すこと。
身体の健康状態だけでなく、経済状況や心理的な状態など幅広く使われる言葉です。
とありました。
そこで、のぼかん的に観たらどうなのかと思い今回は「回復」について文字の分析をしていきたいと思います。
「回復」
のぼかんの六つの形分けでいうと攻撃の形となり、やりたい願望が先にあるのでやってみてから学ぶという姿勢。やってみなければわからないとの発想を持つとします。次に字の理論で観ていきます。
まず「│」で上からの情報や圧力を取り入れ強い意思として持ちます。
次に「⼀」「│」と書きここで三方囲いの世界ができ、更に上からの情報や圧力を堂々と受け止め検証し、必要なものは取り入れ不必要なものは跳ね返したり左右から流していきます。
またこの空間で取り組む範囲を決めじっくりとその内容に向き合い検証します。
この「冂」の内は仕切りも何もない空間ですから、取り入れたものすべてをこの空間の中にまとめ入れるとします。次にその中の中央辺りに、さらに「│」で枠内の情報や圧力を取り入れ強い意思として持ちます。「⼀」「│」と書きここでも三方囲いの世界ができ、更に枠内の情報や圧力を堂々と受け止め検証し、必要なものは取り入れ不必要なものは跳ね返したり左右から流していきます。
それを下線に「⼀」を書いて閉め小さな「口」ができます。
ここで出来た小さな「口」の空間は、外からは解りづらい面があり、内を守る世界観を持ちどっしりとして揺るぎない姿勢もありながら接地面を持ちません。仕切りの無い空間なのでいろんな内容が混在する大胆で大らかな可能性もあると観ます。
さらに長めの「⼀」を書き閉め大きな「口」となります。この「口」も外からは解りづらい面があり、内側が外の世界より完全に守られた空間を構築し、こちらは接地面もどっしりとしているので周りの状況に左右されることなく納得するまで整理し続けるとも言えますね。
続いて「回」の考えまとめた事を基に、まずアンテナ的要素の「ノ」で上からの情報や圧力を瞬時に取り必要なものは取り入れ不必要なものは流していきます。
一拍置いてその下の「ノ」で更にチェックし必要なものは取り入れ不必要なものは流していきます
ここは短い「ノ」を次の「ノ」で受け止めては後押しするような解釈もでき、再度情報に丁寧に向き合いつつ自分の意思を確認していると観ます。
その「ノ」の重心の取れるところから下に「⼁」を書き自分の意思とします。
「⼻」で自分の考えにあった情報を取り意思として、それを「ノ」に展開しては上からの情報や圧力を瞬時に取り必要なものは取り入れ不必要なものは流していきます。
次に「ノ」の上から三分の一辺りに「一」を書き「ノ」で取り入れた内容についての現実的な対応のために情報を受けとめます。
次に上の考えをしっかり取り入れ、この下に空間を置いた左側に「|」を書き、続いてそのことについて「一」で更に情報を受け止めながら右側の「|」で三方囲いの「冂」を作り自分の範囲や枠を決めます。その三方囲いの中に「一」を引き、更にその間口を「一」で閉めることにより、上下二段の識別の空間となり、午前・午後のように時間をかけながら考えをまとめていくとします。
そして、少し空けた下に「ノ」を書きこれまでの上部の内容をひとつにまとめ取り入れ、この「ノ」の上部から「フ」を書き素早く「ノ」の背中を押すように、思いを勝気に出しながらもここで出来た「ク」のような空間に「乀」をクロスさせて右下へはらいます。これによりできた「夂」の真ん中には一つの空間が出来ることでこれまでの考えを大らかにまた大胆にまとめ左右のバランスを取りながら全体をまとめていくとみることができますね。
この部はそれぞれが離れているため、風通しが良いので多少の意見や風評も入りやすく個々の世界観や価値観が常に安定しているとは言えないかもしれません。
おおまかに「回復」をまとめますと、自分にとって必要な情報を取りゆるぎない姿勢で、周りの状況に左右されることなく内を守る世界観や発想法で大胆にも大らかにも納得するまで整理し続け、自分の意思をしっかり持ち、時間をかけてバランスを取りながらまとめていくと言えるでしょう。
「のぼかん」で分析した結果で考えてみますと周りからは解りにくく納得するまで整理することで時間をかけて「回復」していくと考えられますね。
つまり私の怪我の「回復」という事で考えた場合、医者からレントゲンで確認して骨折した部分がくっついて固まり、痛みがなくなり日常生活に支障がない状態になったことを指すのでしょう。
先ほどの友人との会話で返事に疑問を持った私ですが、「痛みがまだ少しですがあるので、回復しつつある状態です。」と答えれば良いのだとわかりました。
少しずつでも回復していることが文字を通して分かったことで安心できました。
このように「のぼかん」は文字を通して客観的に考えることができ冷静な判断をすることができ無理することもなくなり、納得して行動することができます。
これからも文字を通して経験を積み重ねていきたいと思います。
ありがとうございました
私の両親は80代後半になり、だんだんと心身の状態が思うようにいかなくなってきました。実生活も介護職やケアマネージャーなど専門の方の力を借りないと成り立たなくなり福祉の立場の方と接点が増えてきました。
医療や介護の世界は今の日本においてとても大変な状況であることはニュースで知っておりましたが、現実、自分に直面しますと、とても困ったことが多々起こります。
今月は「福祉」という文字をのぼかんで読んでみたいと思います。
「福祉」
のぼかん六つの形分けでは受け入れの形となり常にテーマや相手を求める姿勢と同時に何度でも情報を受け入れることを繰り返し、その事が検証となりやがて吟味する力ともなると観ていきます。次に字の理論で観ていきます。
まず「丶」で先の情報を素早くキャッチし、すぐその下部に「フ」を書いて情報の内容を理解して、革新の質で勝気に考えを持ちバランスの良いところに「Ⅰ」を書いて意思として、「Ⅰ」の上部の先端に「丶」を書いて周囲に目を配り情報のバランスを取ります。このバランスに秀でた判断力のある「ネ」を基本とし、革新の部に展開、「一」で現実と照らし合わせながら状況を受け止めます。必要なものは取り入れ、不要なものは流すとします。その下部に「Ⅰ」、上部より「一」「Ⅰ」を続けて書いて三辺を囲む世界を作り外側の影響を受けない空間を構築します。「一」で完全に閉じ、全てをこの空間に一旦まとめ、自分の中で大まかに検証するとします。
一拍空けて、「Ⅰ」、上部より「一」「Ⅰ」を続けて書いて三辺を囲み、その中に「Ⅰ」と「一」をクロスさせて強固な左右上下の四つの空間に仕分けするとします。
下部を「一」閉め強固などっしりとした世界を作るとします。
できあがった「田」の世界は細かく検証することによりきめ細かい配慮、価値観となるとします。
これまでの「一」「口」「田」はそれぞれに空間があり情報が通り抜け、横線の反りが合うためここまで明快にした自分の意思を忠実に取り入れ、粘り強く堂々と検証する姿勢と考えられます。
「福」の考えを受けて「ヽ」でアンテナ的要素で勢いよく情報を取り入れ、その下に「フ」を書いて強い意志を持って理解し、その下部に「Ⅰ」で明快な意思を持つとします。
「Ⅰ」の上部の先端に「ヽ」を添わせ周囲の状況に配慮しながら繊細に気配りするとします。
ここでできた「ネ」をもとに「Ⅰ」へ展開し自分の軸となる意思をしっかり持つとします。
次に「Ⅰ」の右側真ん中あたりに短い「一」で上下の空間に分け、保守の質を持ちつつ、時間的推移を持ってじっくりと仕分けします。
次に左側に短い「Ⅰ」で左右に分け瞬時にはっきりさせ、最後に「一」で堂々とまとめて安定した一つの取り組む姿勢を示すとします。
「止」という文字は直角的であり生真面目でぶれない姿勢を備えており、上下、左右と均等に仕分けていることから検証結果も平等公平であることが言えるでしょう。
以上のことから「福祉」とはまず素早く取り入れた情報からその周囲の情報までをも照らし合わせ、反りの合うもの、現実的な展開でまずおおまかに情報を入れた後にそれを細分化させてきっちりと仕分け、それを独自の視点でこだわりを持って周囲へ確認し検証をしたことをぶれない姿勢で、平等な立ち位置で安定した取り組みをしていく様とも読めますね。
つまり、福祉を提供する側も利用する側も現実的な考えを優先する中で独自のこだわりの世界で周囲とのバランスを見ながら公平な立ち位置で全体的に安定した状態を目指すことだとも言えますね。
福祉業界は仕組みと現場との差がまだまだたくさんの問題を抱えており、課題解決にはかなりの時間を要すると考えられます。医療や政治的なことも関連しており、すぐに解決とは至りませんが、今の日本の現状は高齢者がますます増える上、少子化が進み、これからも福祉は課題解決に向けて進み続けなければなりません。
両親の介護のみならず、自分たちの将来にも関わることなので、他人事ではなく、自分の課題として捉えていくことだと思います。
介護職に携わる方は日々の現場で大変な思いをされながら福祉業務をこなされていると思います。ここにも関わる高齢者の個性があり、人と人との関わりの中で浮かび上がる「個」の世界。現場の方にはいつも頭が下がります。
のぼかんで今月も文字を通して整理ができました。ありがとうございました。
私は子どもの頃から、人でも物でもなんでも、まずは「好き・嫌い」の判断から入るという傾向があります。「判断」と言っても意識的にやっているのではなく無意識におこなわれているものです。また、この判断はあてになる時もありますが、あてにならないこともあり~たとえば、「この人嫌(嫌い)だな」と思っても、月日と共に「意外にいい人だな。好きかも~」あるいは「これはやりたくないな(嫌い)」と思ってもやってみたら「案外楽しい(好き)かも」と気持ちが変わることが多々あります。
あてにならないのだから、いちいち反応するのはやめようと思うものの、どうしても反応してまう自分に苛立ちを感じていた時期もありましたが、「のぼかん」と出会い、私の名前の文字の質には「好き嫌いを感じやすい」という質もあることがわかり、なんだか安心しました。
そんなところから「好き・嫌い」って一体何かしらと、「のぼかん」を使って「好」「嫌」の文字を観てみようと思います。
「好き」
のぼかん六つの形分けでは「受入れの形」となり、常にテーマや相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返し、その事が検証となりやがては吟味する力ともなる。と観ます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の右に空間が開けた「く」のような形で取り入れた情報を自分の価値観に照らし合わせながら、角度を変えることで、はじめとは違う視点からもまずはの意思を持つと観ます。
次に「く」の書き始めより少し右に下がった辺りから「ノ」をクロスさせ、まずはの意思を再度チエックし、意思をより強固にすると観ます。「く」の書き始めより少し下がった右辺りより「一」を書き「女へん」を構築し、新たな情報を受け止めながら、ここまでの全てを構築された空間にざっくりとまとめ入れると観ます。構築された空間は四角でもなく、中に仕切りがあるわけでもありませんから、ここまでの流れを周囲の情報をチエックしながら大胆に大まかにまとめ意思とすると観ます。
「女へん」の右横に「フ」のような形を書き、受け止めた新たな情報と「女へん」で大まかにまとめた意思を整理し、必要な情報を取り入れ、不要な情報は左右から流すと同時に、取り組む範囲を勝気さを持って定めると観ます。続いて「フ」の書き終わりより、丸みがあり書き終わりに跳ね上がりのある「)」のような形を書き「了」のような形を構築します。自分が取り入れたものに対して背中を丸めるほどに集中する姿勢を観ます。「了」は「女へん」を見ていますが、同時に「女へん」と「了」の間から直接入ってくる新たな情報も常に視界に入っています。「女へん」で意思とした事に対して拘りながらも、新たな可能性も常に視野にあると観ます。「了」の真ん中辺りに「一」を書き左右のバランスを取りながら表現すると観ます。
まとめますと「好」とは、取り入れた情報をあらゆる角度からチェックし大まかな意思としたことに拘りを持ちながらも、新たな可能性も常に視野に入れ、その時々にバランスが取れる事を表現したもの。と理解しました。
つまり「これが好き」と思った瞬間から、別の可能性も視野にあるわけですから、「常に変動するもの」とも言えるでしょうか。
次に「嫌」の文字を観てみましょう。
のぼかん六つの形分けでは「受入れの形」となり、常にテーマや相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返し、その事が検証となりやがては吟味する力ともなる。と観ます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の右に空間が開けた「く」のような形で取り入れた情報を自分の価値観に照らし合わせながら、角度を変えることで、はじめとは違う視点からもまずはの意思を持つと観ます。
次に「く」の書き始めより少し右に下がった辺りから「ノ」をクロスさせ、まずはの意思を再度チエックし、意思をより強固にすると観ます。「く」の書き始めより少し下がった右辺りより「一」を書き「女へん」を構築し、新たな情報を受け止めながら、ここまでの全てを構築された空間にざっくりとまとめ入れると観ます。構築された空間は四角でもなく、中に仕切りがあるわけでもありませんから、ここまでの流れを周囲の情報をチエックしながら大胆に大まかにまとめ意思とすると観ます。
「女へん」の右横に「ソ」のような形を書き「女へん」で意思としたことの要点を絞ると同時に、新たな情報の中より自分に必要な情報を集めて受け取ると観ます。「ソ」の下に「一」を書き、ここまでの流れを一旦検証整理し、必要なものを受け取り、不要なものは左右から流すと観ます。「一」の下一呼吸置いた辺りに「一」短い「丨」を書き、最初の「一」を前提に情報を再度整理し、必要なものは取り入れ、不要なものは左右から流すと同時に取り組む幅を定めると観ます。次に短い「丨」の真ん中辺りをクロスするように長い「一」を書き、新たな情報に加え、先に不要として左右から流した情報も再度受け止めチェックすると観ます。続いて、短い「丨」の底辺を「一」で締め閉じ、左に間口の開いた、中が上下に仕切られた空間を構築します。「女へん」見ながら、取り入れた情報を何度も何度も粘り強く検証して、自分独自の納得とすると観ます。次に最初の「一」の左端より少し内に入った部分より長い「丨」を書き、まずはの結論とします。続いて最初の「一」に右端より少し内に入った部分より長い「丨」を書き、少し立ち位置を変えて再度結論を出すと同時に空間の中を六つに仕分けると観ます。出した結論に対する理由や背景がいくつもあると言えるでしょうか。次に左側の「丨」と一番下の「一」の交わる辺りから勢いよく「ノ」を書き、自身の想いを勝気に表現すると観ます。続いて右側の「丨」と一番下の「一」の交わる辺りから「乀」を書き、左右バランスをとるような表現とすると観ます。
まとめますと「嫌」とは、取り入れた情報をあらゆる角度からチェックし、さらに何度も直角的に検証を繰り返す事でその諸々の背景を理解しつつも、決めた想いを納得の伴うものとし、その想いをわかりやすく表現したものと理解しました。
結論に至るまでに、粘り強く検証を繰り返していますから、至った結論は強固であり、その理由や背景も明確ですから、結論が変わることは「好」に比べると少ないかもしれないですね。
ふだん何気なく使っている「好(き)」「嫌(い)」の文字を分析してみて、根本となる「女へん」で意思をまとめるまとめ方が、そもそもざっくり大雑把であること、常に新たな情報(可能性)が入ってくると気付き、なんだか笑えてしまいました。
文字から観ても、「変動するもの」だということがよくわかりました。
以前、のぼり先生から「好き嫌いで(仕事を)選ばない方がいい」と言われたことがありますが、たしかに「好き嫌い」で選ぶと「好き」な内はいいですが「嫌い」になった時に続けることが難しくなりそうですね。「好き」な気持ちを長続きさせるためには、気持ちが変動する前に「好き」と感じた理由や背景を明確にしておくのもいいかもしれませんね。
今回は感情を表す言葉「好」「嫌」を分析しましたが、感情は変動しうるものだということが目で見てわかり文字の面白さ奥深さをあらためて感じました。
今月もありがとうございました。
時間に振り回されないようにと時間配分を気にかけながらもこの時期はイベントも多く日々追われるように過ごしています。その中でつい後回しにしてしまうのが終わった書類などの後片付け。ただこれを怠ると段々塵積もって収拾がつかなくなり必要なものも紛失してしまうことも出てきます。
疲れているから、忙しいからを理由にすることなく自分自身をしっかり整理していけるように今回は『整える』をのぼかん的に分析していこうと思います。
『整』
のぼかん六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に忠実で外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく、自分のスタイルを通すところがあると観ていきます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の「一」で周りの圧力や情報をあるがままに受け止め検証し、必要なものは取り入れ不要なものは跳ね返す左右へ流す等の対応をします。一拍置いた左下に「丨」を書き「一」で検証した内容を要約し方針を決め、続く「一」「丨」で直角的に三方向を囲み大まかにまとめ下に「一」を書いて閉じます。次に「一」と「口」の真ん中あたりに「丨」を垂直に引きクロスさせ固定させることによって左右上下と周りの情報を受発信し、「口」の仕切りのない空間を左右に仕分けより細かく検証し冷静に見極めながら明快な意思を持つとします。続いて「口」の下部より「ノ」「乀」を書きバランスを取りながらここまでの内容をより細分化し納得いくまで精査すると観ます。
「束」でまとめた内容を基に一拍置いた右側に革新の質を有する「ノ」を書き新たな情報から必要なものを取り入れ「束」の考えと向き合い、「ノ」の真ん中辺りより「一」を書き「ノ」で取り入れた内容に新たな圧力や情報をも足して検証し必要なものだけを内に取り入れます。「𠂉」の右側より内に入った辺りから「ノ」を書きここまでの内容を絞り込み、次に左側より内に入った辺りから「乀」を書きクロスさせ、そこで作られた一つの空間にここまでの流れを大胆にまとめ入れます。左右のバランスの取れた「攵」の接地面は曲線であることから柔軟で大らかな姿勢が、また二本の曲線がクロスした内空間には本音があると観ます。
その下部に空間を空け「一」を書きここまでに検証吟味した内容、自身の本心も含め全てを堂々と受け止め検証し、必要なものだけを取り入れ不要なものは左右へ流します。「一」の真ん中辺りから「丨」を垂直に引き、検証した内容を瞬時に左右へ仕分けると同時に強い意志を持ちます。次に「丨」の真ん中辺りより短い「一」を書き、保守の質の展開の中で上下に仕分け時間を掛けじっくりと整理していきます。続いて左側の空間に短い「丨」を書きこの空間の内容を瞬時に左右へ仕分け、最後に長い「―」で書き全てをまとめ上向きの方向性を作り揺るがない思いで前向きに表現していくとします。
まとめますと『整える』とは、自分の周りの情報を取り入れ状況を冷静に見極めながら柔軟に対応し、様々な角度から生真面目に検証を重ねていく迷いのない世界と観ます。現状をしっかりと把握して見合ったやり方を見つけ丁寧に理解に取り組むことが大事であると、後回しにしがちな私にとっては耳の痛い分析となりました。
つまり「整える」とは、溜まったものをただ片付けるのではなく、一つ一つをきちんと検証し確認ししっかり理解する事が、その本質であるのがわかりました。
気が付けば時間はどんどん過ぎていきます。今回の分析がこの分析で終わらないように、今後の自分の行動にも活かしていけるように心掛けていこうと思います。
ありがとうございました。
雑誌を読んでいて「しかし」の文字が目に入り思い出した事がありました。小学生の時、作文に「しかし」を使って書く事がなぜか、かっこいいと思った私です。今月は、接続詞の「しかし」を字の理論を通して考えたいと思います。
検索してみますと「『しかし』は、前の事実や状況をうけながらも、それとは違った結果や意見を述べる時に使います」とありました
「しかし」
のぼかん六つの形分けでは菱形になります。その大まかな発想法は、外からの圧力は受け入れないが許せる相手には、真ん中を上下に開き受け入れる。意思の強さが顕著。その世界観を理解しがたい雰囲気もあるとなります。次に字の理論で観ていきます。
まず「し」は上からの圧力や今ある状況や情報より必要なものは取り入れ不要な情報は流すはっきりとした対応があり、その後は右上にカーブを描き保守の質を持ち、取り入れた事を大切にし向上心やプライドを持つとなります。
次の「つ」ように書く部は、「し」の上向きの考えと新たな情報を受け止め検証し取り入れた情報を内に入れ、終わりは左上に跳ね上げていますのでこの内により強い意思を持つと考えます。そして「ノ」をクロスさせ、再度「し」の考えを要約しながら瞬時に左右に仕分け、明快な判断力を持つとなります。この左側は判断した事を勝気に出す革新の質があり、この右側は三方囲いとなりこの内で考えを育みながら出すとなります。右上に「丶」を書きこれまでの考えを客観視し確認すると考えます。
次の「し」は「か」の考えより必要な情報を素早く取り入れ保守の質の考えにまとめ向上心を持ち表現や行動すると考えます。
まとめますと、納得し意思とした事を、勝気に発信しながらも同時に内でも育み続け確認してから、その考えを確実に表現や行動に移していこうとする、と観ます。
つまり「しかし」とは話しの流れの中で、今一度これまでの考えや事柄などを受け、冷静に判断した考えを伝える場面が始まる時に使う接続詞となりますでしょうか。単に話しの流れから「違った結果や意見を述べる」のではなく、「よくよく考えてみた結果の改めての判断や思いを伝える場面が始まる」と考えるとワクワクします。これが小学生の時、かっこいいと思った所以なんだろと思いました。
「のぼかん」を知ると文字を目にした時の楽しみが増えます。文字を観てその真実を知り納得できる事を多くの方に知っていただけたらと思います。
今月もありがとうございました。
先日、待ちに待った手作り味噌が出来上がりました。一月に作り待つこと約半年。初めての味噌作りとあり出来上がりを大変楽しみにしていました。微生物の働きを目の当たりにし感動。そして、手作り味噌の味にも感動。このように微生物の働きにより、人にとって有益な変化が起これば発酵ですが、人にとって有害な変化となれば腐敗となり、微生物がどう働くかによって大きな違いが生まれます。
そこで今回はこの「発酵」の文字を分析してみようと思います。
「発」の文字は正式には「癶」の部分が僅かに左右離れていますので、今回はそのように分析をします。
「発酵」
のぼかん六つの形分けでは攻撃の形となり、やりたい願望が先にあるのでやってみてから学ぶという姿勢。やってみなければわからないとの発想と観ます。
次に字の理論では、まず「─」で上から圧力や情報を受け止め検証をし続けて右側から革新の質の「ノ」を書き「フ」とし必要な情報を勝気に取り入れ、その革新の質の空間の真中辺りに「\」を書くことで取り入れた情報を確認すると観ます。その反対側に「ノ」を書き、周りの情報を素早く取り「フ」より少し離して「\」を書き上からの圧力や情報と先程取った情報を受け止め検証し要らないものは素早く流します。その「ノ」の平行な位置に再度「ノ」を書いて新しい情報を素早く取ると同時に受け止め検証をした情報を再確認する慎重さがあると考えられます。次に、ごくわずかに開いている間口から入って来る上からの情報を「─」で受け止め必要な情報を取り、不必要なものは流し一拍置いた先程より長い「─」で上で流したものを受け止め再度検証をする慎重さがあります。そのやや左側より革新の質の「ノ」を書いて二本の「─」を固定し揺るがないものとし空間を左右上下に仕分け、そのやや右側に保守の質の「L」のような曲線を書いて跳ね上げ、更に空間を細かく仕分け拘りの世界をつくり「口」のような空間を構築して周囲から更に判りづらい内面を持ちつつ繊細で前向きに考えをまとめます。
次に「発」の考えを「─」で受け止めて検証をし、その左下の「|」でここまでの事を受け止め、続けて「─」「|」を書いて三方を囲い上の「─」からバランス良く「ノ」「L」を書いて「─」で検証したことと周りからの情報とを囲いの中に取り込み左右の方向性から発想力豊かに内面で展開すると観ます。その下に「─」を書き空間を仕分け周囲から守られた空間でここまでのことをじっくりと考え「─」で閉め外からの影響を受けにくい空間とします。その右側に「─」を書き「発」の考えをここでも受け止め検証をし「|」をクロスさせアンテナ的要素で公平に情報を受発信し、その下の先程より長い「─」で上から流したものを受け止め再度検証をするところからここまで直角的構成ながら繊細で粘り強さがあると観ます。その右上から革新の質の「ノ」を勢いよく書く事でここまでの事の中から自分に必要なものを勝気に取り保守の質の空間を作り、その自分の価値観に忠実な空間に「フ」「亅」を続けて書き「ノ」と向き合うことで内向をし内で勝気に考えつつ、次の「─」でバランスを取るようにしてまとめ行動すると観ます。
大まかにまとめますと、与えられた情報を前面に勝気に取る一方で周りの情報を瞬時に取り確認し、概ね上から守られた空間で検証を重ね拘りを持ちまとめ、その考えと外からの情報を取り入れた内面で発想力豊かに考え平等に情報を受発信し、後は直角的に示された手順に則り内向しながら内で勝気に行動すると観ます。
つまり、常に外からの情報の影響を受けながら、自分ならではの世界を創り出し自分に合うものを選択して、後は取り組む手順に従い自分の内面に常に意識を向けると考えられます。
取った情報を何度も検証して慎重な対応をし、曲線では繊細さを持ち要所要所では周囲の影響を受けにくい自分ならではの拘りの世界を持って内向しバランスを取る姿勢は発酵か腐敗か、シビアな世界が感じられます。
日本では古くから味噌、醤油、日本酒など発酵技術を利用した食品が作られてきましたし、海外でもチーズやビールなど多数の発酵食品があります。また、微生物の働きは食品以外ではエネルギーとして利用したり堆肥としても活用されたりと様々な分野で活用されていますね。
そんな発酵の恵みを十分に味わい、来年も味噌作りをしようと思います。
気象学では9月から11月が秋とされ、暦上では今年は立秋の8月7日からが秋とされています。
秋といえば、よく実りの秋といいますよね。
今回はなぜ実りの秋というのか「秋」の文字を分析し、考えていきます。
「秋」
のぼかん六つの形分けでは受け入れの形となり、常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返す。そのことが検証となり吟味する力ともなると観ていきます。
次に字の理論では、周りからの情報やここまでの流れを観察しながら、「ノ」で必要と思う情報を選択し取り入れます。
一拍おいて「ノ」を受け止めるかのように「一」を書きますが「ノ」からの情報を「一」のどこで受け止めるかは、その時々の状況によって受け止める位置が変わるはずなので、ここを観察力に長けていると観たり、選択したものについてこの範囲内で考える姿勢となります。
その後「ノ」の重心の取れる位置から「|」を下ろし「ノ」と「一」を固定させ、「千」を構築し、アンテナ的要素で周りをチェックすると同時に、取り入れた情報を左右上下に四つ仕分けて、「ノ」で取った情報をしっかり整理し計画を立てると考えます。その下部に「ハ」を書き更に左右に分けた情報を更に細分化し、「千」をより確実なものにしていきます。
「禾」で考えた後、上からの新たな情報を観察しながらその中で「ソ」を書き、現実的な情報を左右から取り絞り、「ソ」の真ん中に「ノ」を書き絞った中より選択したことに意思を持ち同時に「禾」の姿勢を確認します。そこに「乀」を書いてバランスを取り、構築された「人」で全体的に主張を明快にし上方向にまとめていく形となります。
大まかにまとめますと、周りの情報を観察する中で、必要と思うものを選択し、それを一旦受け止め検証しきっちり計画を立てていきます。計画を立てたことを確実に形としてまとめていきます。
ですから、「秋」は季節でみても、春夏で種まきして手入れしてきたものが育ち、それをしっかり作物として収穫できると文字でも繋がりますね。
今回文字の分析してみて、やはり春夏に手掛けたものが秋に実がなってきた時、その時々の天候などもしっかり確認し、その中で計画を練り、実は収穫して終わりではなく、収穫した後も来年に向けての準備のために、田畑を耕したり樹木を剪定して実りの秋が完了となるのですね。
現実的な季節の移ろいやその季節のあり様が文字に表れ、今月も文字の再発見コーナーに取り組み、文字の持つ不思議な世界に触れることができました。
時代を振り返ると、縄文時代には床のある住居は存在せず、人々は土間で暮らしていたようです。しかし、時代が進むにつれ神社など格式の高い建物には床に高さを持たせる様式になり、上流階級の人々は履物を脱いで暮らすようになりました。
現代では、建物の用途によって様々な建築様式が見られます。
建築基準法では、通風や湿気対策のため、「床高」は直下の地面から四十五センチ以上と定められていますが、上限はありません。
古代出雲大社の本殿は四十八メートルもあったのは驚きです。
僕が経営するサロンでは別棟を造ります。
そこで今月は『高』の文字を分析し、「床高」が通風や湿気を防止する仕組みを文字からも検証しました。
『高』
のぼかんの六つの形では直情の形となり、自分の価値観に対して忠実であり、何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通し、本人的には不器用と思うところがあると観ていきます。
次に字の理論では、一画目の「、」で上からの情報や圧力から興味のある事象を保守的な姿勢で優しく取り「─」の全面で受け止めながらその範囲を検証するとともに、向上心やプライドを持ちながら上からの情報に対する備えとします。
その下に空間を開けて、「│」を書くことにより、取り入れた情報の中から、しっかりとした明確な意思を決め、上部から「─」「│」を続けて書き、三辺で囲む自分の世界観を構築した後、「─」を引くことで四つの線で囲まれた揺るがない世界観を構築します。「口」は外からはその内面が分かりづらい。また、内面の世界観を守ろうとし、見せない、出さない、出せない作りになります。
続けて空間を開けた下に「│」を引くことにより、「口」で取り入れた中から本当に必要な情報を明確にし、「─」「亅」で強気にプライドを持って取り入れる範囲を決め、その中でも「口」を構築し揺るがない世界観とします。
「亠」で受け入れた内容を一拍置いて、その下の「口」で溜め置く世界観を構築した後、更に一拍置いて「冂」で三方向を囲み展開する範囲を決め、内側に跳ねる「亅」でプライドを持って展開すると考えます。
その中で宙に浮いた「口」の広々とした空間に改めて情報を集約し核心としていこうとするのですね。
おおまかに『高』をまとめてみますと、上からの圧力や情報を取り入れ全面で受け止めながら左右の情報も確認しながら、その溜め置いた内面は柔軟に守ろうとし、見せない、出せない、出さないよう生真面目に判断し、熟考しながら三方向を囲んだ範囲で更に柔軟に対応するため、表に出さない姿勢を保ちながらも揺るがない意志を構築していくのだと理解しました。
ですから、床の『高さ』は建物の外観からは分かりませんが、建築構造は柔軟でありながらも確実に強度を持たせる質なのです。
以上から災害に負けない造りに仕上げるには、「床高」が必要不可欠であると学ばせていただきました。
今月もありがとうございました。
常に「自信がない」と言っている知人がいます。
その言葉を聞いて私も「自信がある」のか「自信がないのか」分からなくなってしまいます。
「自信」ってどういう事?と思い調べてみました。
「自分の能力や価値を信じること」「自分の言動の正しさを信じること」「自分の行為を信じ、疑わないこと」と書いてありました。
その後に自信が持てない?、どうしたら?・どうしたら自信がつく?・自信が持てない人の特徴は?など色々書いてありました。
「自信」が持てない人が多いのか⁈なんだか面白い言葉だなぁと思い、のぼかん的に観たらどうなるか「自信」の文字を分析してみたいと思います。
「自信」
のぼかんの六つの形分けでは攻撃の形となり、やりたい願望が先にあるのでやってみてから学ぶという姿勢。やってみなければ分からないとの発想があると観ます。
次に字の理論では、一画目の「ノ」で周りの情報より必要なものを勢いよく取ります。続く「|」で取り入れた情報を揺るがない意志とします。「|」の上より右へ「—」を書き現実的な圧力や情報を受け止め並べて検証し、その右より下へ「|」をおろし直角的に三方向囲み情報をまとめます。この中に「—」を二本順々に書く事で中の情報を上中下に分け時間的に推移により理解を深めます。ここを「—」で閉じまとめます。
次に「自」で考えまとめた内容を「ノ」で要約し重心の取れる位置に「|」を降ろし明確なぶれない方針とします。次に「亠」でこれまでの流れをしっかりチェックし、一拍おいて「—」で情報を要約しチェックしまた一拍おいて「—」で周りの様子も見、確認します。その後に三方向を囲んだ「冂」に情報をまとめ入れて「—」で閉じます。
大まかにまとめますと、周りの情報より自らが選択し構築した考えを横からの情報をも何度も取り入れ確認して最後にまとめる事で、構築した考えが揺らいでしまう事があっても最後にまとめ入れてある世界を支えにして生きるとまとめられますね。
ですから、周りの情報より得たものを自分の中できちんと理解を深めますが、周りの批判批評を受けたりもします。本来なら自信に繋がる事が、横から入る情報により自信が揺らいでしまったりしますよね。そうすると、知人が「自信がない」と言うとつられて自分も自信をなくしてしまったりもします。
だから自信を持ちたい時は、「自信満々」の人の近くにいるとブレないかもしれないと思いがちですが、文字の分析により積み上げた努力より目減りする可能性もある事を知りましたから、自信は8割7割くらいの満たされ度で、自信満々な人は実はいないということが想像もできて大いに勉強になりました。
会社員の頃と経営者になってからの「仕事」の考え方が違ってきたように思います。
私が勤めいていた会社ではメンタルを病んで長期で休んでいる社員も多く、他の会社でも同じように休んでいる方が多いようです。
一方経営者は資金繰りで苦しむことはあっても、仕事でのメンタルで不調をきたし休んでいる経営者はあまり聞いたことがなく、それは仕事の捉え方が違うのかと思い、今回「仕事」という文字をのぼかんの文字の理論で考えてみたいと思います。
「仕事」
のぼかん六つの形分けでは受け身の形となり、主張を決めるための情報を受け入れてから自分の考えをまとめ、それからの行動なり意思表示に移す姿勢とまずは考えます。
では次に字の理論で説明します。
「ノ」で周りの情報から自分に必要な情報を取り、「ノ」の下重心の取れる位置から「|」を下ろし明確な意思とします。
その後上からの圧力や情報を観察してから、「ー」で「イ」についての現実的な圧力や情報を受け止め並べ検証し、その中央に「|」を下ろし「十」を構築し、ここまでの情報を左右上下4つに仕分けて、このアンテナ的要素で全体をチェックします。
続く短い「−」で「士」として得た情報を絞って考えをまとめます。
続いて「仕」の考えを「ー」で受け止めチェックし一拍空けてから四方向囲まれた「口」の中へその内容を取り入れ一つにまとめます。そしてまた一拍おいて「フ」を書きます。ここは左に間口があり革新の質方向で勝ち気さがあり、そこに「ー」をクロスし、ここまでの流れを大事にしながら新たなる情報も取り入れ検証します。それを短い「ー」でまとめ、大まかに上から下へと情報を整理します。
ここまでの情報を「亅」で中央にクロスさせ、今までふわふわしていたものを動かないように固定して一貫性のある主張とし、最後は左上に跳ね上げ明確な意思とします。
大まかにまとめると「仕事」は受け身の形で情報を受け入れてから自分の考えをまとめ、上からの情報や指示から自分に必要なものを選択し、やると決めたら明確な意思とします。それを受けて圧力なども受け止めてから全体のチェックをし仕分けてから情報を絞って要約します。
その後ここまでの流れを受けてチェックし周りの情報を取りながら、更に何度もチェックを重ね、最後に固定し一貫性をもった明確な意思とします。
ですから「仕事」は上司やクライアントの指示や情報を受けて、自分がやるべきことを周りと確認・調整しながら確実に期日までにミスなくキッチリとやり、上方向に跳ねていますので、明日への準備などルーティンでやっていくことが仕事であるとまとめられました。
会社員の時は上司からの指示が絶対的としてインプットされ、納得のいかない指示や理不尽な命令なども期日までにミスなくきっちり行うルーティーンとなるので、相当な苦痛となり、拭いきれない精神的な負担になることがわかりました。
経営者は「仕事」のインプット自体が、まず与えられた指示ではなく自分のやりたいことで、考えや思いが自由であり自分のプランニングがどう展開していくのか楽しみでもあります。
ですから、経営者は仕事による精神的ダメージは少ないのだとわかりました。
ありがとうございました。
家計簿アプリで、毎月の家計を圧迫している収支を可視化すると、最安値と節約したお金に注目します。節約し、予定外のお金があると何に使おうかとワクワクしテンションが上がりますね。
また、ポイント活動(様々な方法でポイントを貯めたり、貯めたポイントを活用したりする活動)は、店舗やクレジットカード、ポイントサイト等もありますが、クレジットカードなどは、家族でお父さんのカードで支払いを一つにまとめると生活必需品を買うだけでも、累積ポイントが大量に溜まり、インターネットショッピングの大イベント時に、欲しかったあの商品が手に届く、熱いイベントになります。
私たちの日常の生活面に深く入り込んだ節約アプリやポイント活動は、スマートフォンを経由し、操作方法も簡単で、すぐ慣れます。日常で子育て、介護、共働きや自分自身の生活面の事も含めて、年齢的にも自分自身に向き合う日々の中で、手の掛かる事などは後回しとなりますね。
こうして毎日の情報が多い時代になり、個人の案件ですら中々進まない日々の根底に潜む「着実な生活への希望」、この、「着実」の文字を「のぼかん」的に分析して観ていきたいと思います。
「着実」
のぼかん六つの形分けでは、直情の形となり、自分の価値観に忠実であるとし、外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく、自分のスタイルを通す。終始一貫した姿勢があるとする。本人的には不器用と思うと観ます。
次に字の理論を観ていきます。
まず一画目の「\」で周りの情報から必要なものを取り、不要な情報は流します。続けて「ノ」を書き入れる事で「ソ」の様な形となり上からの情報を集約し必要な情報を集めます。
その下に「─」を書いて上からの圧力や集めた情報などを横一面に広げて検証します。この時に、「ソ」で集めたメインのテーマとその両脇に出来る空間にサブのテーマを確認しメインのテーマに取り組む裏付けをします。その下の真ん中より「|」を下ろしバランスの取れた意思を持ちここまでの情報を明快に左右に仕分け、次に「─」を直角的に短く書き入れる事で、先程検証したことを集約する様に絞り、再度検証をします。続けて、一番長い「─」を書き、ここまでの情報を左右上下と整理し、何度も検証を重ねる慎重な姿勢をまとめます。
先程書いた「─」の左から1/3辺りより「ノ」を勢いよく勝気に出すと同時にこの内は右に向く保守の質となりここまでの価値観を大事に展開します。
「ノ」の付け根辺りより「|」を書き明快な意思とし、「|」の上辺りより「─」を書き、上部の面と合う様に合わせここまでの流れを確認し、続けて「|」書く事で三方を囲う「冂」を構築し三囲いとしこの絞られた中に情報をまとめ、外からは守られた空間を作ります。三囲いの空間に「─」を二本書いて、上中下と仕分けて、時間を掛けてろ過する様に整理し、自分のこだわりや価値観の中でゆっくりと納得する世界となります。三囲いを閉じる様に「─」を書きます。
「着」で考えた事を「ヽ」で要約しながら取ります。「|」を「ヽ」の左側に書き意思を決め、「─」で着の考えに合わせてその右に「|」を書く事で「冖」となり、取り組む情報の幅を決め、同時に「宀」の内を守ります。「宀」の内に「─」を書き内の情報を確認し、その後「─」を少し短く書き入れて、先に検証した事を集約し検証します。次の「─」を少し長めに書き入れて、ここまで何度も検証を繰り返す慎重さがあると観ます。「宀」の中心とする辺りから「ノ」をクロスさせ「三」を固定しながら大胆に勝気に出し、「ノ」を安定させる様に「\」を書きバランスよくまとめます。
大まかにまとめますと、テーマとする内容についての情報をしっかり取り、何度も左右バランスを確認し検証を重ね、その中からこれだと決めた事を勝気に強い意思を持って表現し、保守の質で展開します。そこから意思とした事を更に時間的推移で深く考えます。考え抜いた結果からは、更に検証チェックの漏れは無いか確認し物事の両面を確認しプライドを持って堂々と表現します。
つまり、テーマを掲げたならば、誰もが納得する検証結果で、自問する中から結論づけた結果からは、臆することなく勝気にプライドを持って表現していくと観ます。
一日の情報が多いからこそ、個人が軸として確立する事でぶれない意思を持つ必要性と世間様の意見とも柔軟に検証する事でバランスの取れた結果とする事が求められます。
個人の事が、中々進まないのは、この様なステップを経過するためにあれこれ考えている事が今の時代には、必要な事でもあります。これからは、スマートフォンに頼らずに瞬時に判断し時間を作っていきたいと思いました。
ありがとうございました。
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