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文字の再発見


関西のぼかん  「見極め」              小倉 光

朝夕が秋の気配に変わり、ずいぶんと暮らしやすくなってきました。

この心地よい季節は短いですが、この時期にしかやれない家事もたくさんあります。

片付け一つをとっても家の中の物の整理という問題が横たわっています。

これは高かったから、これはまだ使うことがあるから、これは父が残してくれたも

のだから等々、ものを残しておく理由もまた山ほどあります。

ステイホームの間にぼちぼちとは片付けても、やはりぼちぼちでは思うような成果

は出ないというのが、現状を見れば明らかです。

しっかりとこれからの生活スタイルを念頭に置き、そこに必要か必要でないかを見

極め、その中で自分のスタイルに合うか合わないかを見定めて、思い切り風通しよ

く生活することを目指したいと思います。

今回は要る要らないをしっかり見極められるよう、「見極め」を分析し考えたいと

思います。


【見極】

のぼかんの六つの形分けでは攻撃の形と言い、やりたい願望が先にあり、やってみ

てから後学び価値観とする、と大まかに考えます。


次に字の理論で観ていきます

左側に「丨」を書き上からの圧力や情報を取り入れまずの意思とし、それを前提に

更に「一」で情報を受け止め、続いて右側に「丨」を書き、これにより「冂」の形

ができて思考する範囲の枠が定まります。この三方囲いにより上方向や左右からの

情報を受け止めたり遮断するといえ、「冂」の内は周りからの影響を受けにくく、

得た情報の分析、検証をする空間となります。

この中に「一」を二本書き、上から順に時間をかけながら上中下と検証していきま

す。それまでの内容を下線「一」で閉めてまとめることで、内蔵したものを縦に順

に検証しては深め、精査していくといえます。

「目」の情報の中から、今どうするかという意思を革新の質の「ノ」で勢いよく表

現し、少し間をおいた右側の「乚」で明快に堂々とした方針として持ち、そこから

右上方向に跳ね上げる保守の質から、これまでの内容についての基本の姿勢にこだ

わりや自信を持ち、下を振り向く事なく先へ展開していこうとすると観ます。


「見」を大まかにまとめますと、周囲に対して公平に、テーマとした事には内でじ

っくり掘り下げ検証し吟味を重ね、納得してはプライド高く表現していくといえま

す。

この「見」で意思としたことを「極」で展開していきます。


保守の部の短い横線「一」で、「見」で意思としたことや更なる上からの圧力、情

報を受け止め、一旦ここに並べ吟味します。

その幅内「一」の真ん中辺りを通るように「丨」を書くことで左右上下に仕分けさ

れたアンテナ的要素のある感性の部となり、情報の受発信をしながらハッキリとし

た強い意思を持つとします。その交差したところからの「ノ」で、これまでの情報

を更に二つに仕分け、反対側も「ヽ」で仕分けしながら、取り入れた情報について

の想定や準備をしていきます。

「木」とは、上部左右二つの空間において圧力、情報をきちんと受け止め検証し、

下部左右で確実にその事を受け入れて更に細かく精査し、それぞれ異なる世界観を

それぞれの方向に展開していくといえます。

「木」で意思としたことを基に更に革新の部の「一」で圧力や情報を堂々と全面に

受けて検証し、必要なものは取り入れ、そうでないものは跳ね返し、また左右に流

し排除します。

「一」の下部真ん中左寄り辺りに短い「ノ」を書き、「一」の内たる世界を勝気で

明快な意思として表し、続いて「フ」を書き、その後それを左上に跳ね上げる事で

これまでの思考の経緯をアピールしていき、その姿勢は「亅」の一点で立つ必死さ

や明快さを感じさせます。

ここはまた上部の革新の質の方向性から、その後保守の質に向きを変えて展開して

いくといえます。つまり意図する世界を明快に示しては、自らの基本的価値観に合

わせ展開する意思と理解できます。

その左側の革新の質の空間にまず「丨」を書き、まわりの情報より取り入れた事に

明快な意思を持ちます。この「丨」の上より「一」を書き、これまで検証を重ねた

事や方法論を考え、続く「丨」で明確な意思とし、下線「一」でこの囲いを閉じる

と同時にこれまでの情報をここで吟味し育んでいきます。革新の質をまともに受け

る空間にありながら「口」自体はバランスのとれた旁ですから、四方を囲まれた大

らかさと大胆さでここまでの全てを守り育む世界といえます。

次にこの反対の右側に「一」を書き、これまで検証を重ねた事を見直しては「ノ」

で明快にそのことを絞り込み、更に「丶」を書ききっちり確認し意思とします。

最後にこの革新の部の全てを受け止めるように「一」を書き、そのあるがままの姿

勢を堂々と表現します。

「亟」は上部の「一」と下部の「一」の幅内で革新の質と保守の質に分かれ、その

内側の周りの影響を受けにくいところで、それぞれに違う方法で情報を検証、吟味

していきます。
またそれぞれ異なる世界観をそれぞれの方向性に展開しては検証、

吟味を重ねるといえます。


「見極」とは、現実においてバランスよくテーマとした事には内でじっくり掘り下

げ検証し吟味を重ね、そのことをプライド高く意識として持ち表現しながら情報を

細かく識別、検証、精査し、芯はぶれずにそれぞれ異なる世界観をそれぞれの方向

へ展開しながら、限定された枠内で検証、吟味を重ねるといえます。

どんな状況にあっても偏ることなく時間をかけ、精一杯情報を取り緻密に細分化し

方向性を決め、決めたことはどんな圧力にも耐え、コツコツと真面目に思考しては

納得しながら努力していく姿勢といえるでしょう。

つまり現状をいかに分析してはどうありたいかを問い、確かめつつそのことに没頭

するほどの思考の追求が必要な世界といえるのですね。


確かに安易な姿勢では決して口にすらしづらい厳しさに思い至りました。

今一度しっかり見極めて、きっちりと整理したいと思います。

ありがとうございました。

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東海のぼかん  「苦」「楽」              近藤 慶子

「のぼかん」の学びの中では、どの文字にも良い面とその反対面があるという事が

基本の一つにあり、その事実を知るからこそ、それぞれが持つ可能性を高めていく

事が出来ると考えます。


先日「今が人生の中で一番苦しい。」とおっしゃった方がいらっしゃいました。そ

の方の「苦しいから早く楽になりたい。」との考え方は、私自身もこれまでに経験

し抱いた気持であるので共感もしました。


この「苦しい」も実は良い面とその反対面があるので、観方や考え方を変えるだけ

で、『苦しい』が逆に自分の力となると言えますね。


今回は『苦』と『楽』の文字を分析し、それぞれの持つ可能性を高める考えを学び

たいと思います。



『苦』

のぼかん六つの形分けでは直情の形となります。

自分の価値観に忠実であり、外にも内にも何時でもどこでも状況に関係なく、自分

のスタイルを通す姿勢があるといえます。



一画目「一」は、現実的な情報を面一杯で受け止め検証し、その左側より内に入っ

た余裕のある位置に「|」をクロスさせ、まずの意思を持ちます。


その右側も内に入った位置に「|」をクロスさせ、先程意思とした事についての

情報を絞りこみながら、更なる意思を持ちまとめていきます。この「草冠」はその

環境に合わせながら、内に集め
検証した情報について左右で共有してはサポートし

ていき、常に先の情報の全体像を確実に把握していこうと
すると考えます。次に

れまでの事を一拍置いた「一」に並べ、そして「草冠」と「一」の向き合う世界で

問答し自己確認し、ここで
更にじっくり検証していきます。その左右バランスのと

れる真ん中に「|」を直角的にクロスさせ、これまでの内容の要点をしぼり自身の

意思とします。


その下に「|」でこれまでの内容について明快な方針を持ち、「一」「|」と方針

について直角的に三方向を囲い、この内に出来る仕切りのない一つの空間に、得た

情報や体験して得た事実など全てを取り入れ、「一」で閉めまとめ、自己完結して

いきます。



つまり『苦』の文字は、将来や先の情報を意識しながらその全体像を把握していこ

うとします。それについて客観的に自身の中で問答を繰り返し、そのバランスのと

れた公平な要点を意思とし、その事実も感情も含めて一つにまとめていきます。


ですから『苦』は、将来に期待や不安を抱き常に先の情報を意識し検証し迷いなが

らも
今自分の出来る事選択してはまだまだ整理へと至らぬ道のりの深さを、

自身に言い聞かせまとめていく姿勢を表していると考えられますね。


『楽』

六つの形分けではこちらの文字も直情の形となりますので、いつでもどこでも変わ

らぬ一貫した姿勢があるといえます。



「ノ」で現実より必要な情報を選択しては検証し、そのまま「|」で明快な意思

、「一」でその現実の実態を受け止めつつ「|」を下ろし、直角的に三方向を囲

い「冂」の中に
ここまでの情報を取り入れます。

その真ん中あたりに「一」を書きこの中の情報を、上下に仕分けし時間をかけては

見つめ続け、これまでの情報を
更に深めては活かしていこうとし、下部の「一」で

閉めまとめていきます。


その左側に保守の質を有するアンテナ的要素の「冫」で上下からの情報を「白」に

伝達し、更に反対側の革新の質を有する「ノ」で新たなるまわりの情報を集め

「白」に伝達します。それらの内容を保守の質を有する「ヽ」で全体のバランスを

考えチェックしまとめます。この四つのアンテナ的要素で客観的な立ち位置に照ら

してはその事実と比べまとめます。


そこまでの全てを一拍おいて「一」で受け止めここに並べてじっくり検証します。

その左右バランスの取れた位置に「|」を直角的にクロスさせここで明快な意思を

持ち、これまでの内容を支えながら、左右上下と情報をきちんと仕分けていきます。


その内に「ハ」を書き、下部の情報をより細分化し、「ハ」内の確実な内容を絞っ

ていき
ながらも、まわりにもしっかりわかるように具体的意思や表現を工夫し続け

るといえます。



つまり『楽』とは、日々の現実にある事実の中より選択した事について、これまで

の経験を参考にしながら、じっくりとその物事を分析し、これをどう活かしていく

か考えます。そして
更にそれについての情報を集めながら進むその姿勢に納得を

、まわりに伸びやかにあるがままをわかりやすく表現していきます。

ですから自身の思いなどに納得したら、そのあるがままの姿を表現する事が楽しい

と言うのですね。



文字の分析をしてみて、新なる環境に立った時、期待感の次には大いなる不安が生

まれたり、それに押しつぶされそうな心境にもなりますが、そこは冷静に文字の分

析に従えば、現実の中で判断し決断した事でも、ひとまず歩み進んでみなければ語

るほどの、整理するほどの実績もないのだと考えて理解する事がとても大事だとい

う事ですね。

始める前から、勝手に描く自分自身のイメージが強ければ強いほど、まだ何も始ま

り積まれ整理もされていない事に、不安がふくらんでは、辛くなるのですね。


『苦』
には、これから増す確信の未来があり、『楽』には、たくさんの判断や理解

の上に立ちながらも、選択しては表現し続けなければならないという姿勢を思い知

らされる事になり、どちらも人が生き続ける上での覚悟として備えるべきだと強く

理解させられました。

どんな事象にも心理にも全てに意味があり、次なるテーマが内在している事を知り

これまで通りしっかりと、でも淡々と歩み続けたいと思います。



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春日井東教室   「自主」             植村 直美

中学二年の娘が、最近頻繁に「塾に行きたい!」と言い出しました。私は塾に通わ

せなくてもいいかなと思っていましたが、本人が行きたいと言うので「いいよ~」

と言ってあげたら、娘はとっても喜んでいました。

そんなに行きたかったんだぁ、、、と、私の方が驚いている程です。

そういえば以前長女が通っていた高校では「自主自立」を校風に掲げていました。

長女も高校二年の冬に「塾に行かせてほしい」と、やはり娘の方から言ってきまし

た。
二人とも親に言われなくても自分で勉強していますし、自主性はある方だとは

思います。

そこで今月の文字の再発見コーナーでは「自主」の文字を分析することで、のぼか

ん的に自主性とはどういう事を言うのかを改めて考えてみようと思います。


『自主』

六つの形分けでは「直情の形」となり、自分に対して忠実であり何時でも何処でも

状況に関係なく自分のスタイルを通す一貫した姿勢があると観ます。

次に字の理論で観ていきたいと思います。


「自」…最初の「ノ」で自分に必要な情報を素早く取ってはチェックし、続く縦棒

|」でそれをハッキリとした意思として持ちます。

さらに「一」「|」と書き進めていくことで三方向囲まれた「冂」となり、ここで

しっかりと範囲を定めていきます。

この囲いの中を三等分するように横線を二本書き、最後下に横線を書いて閉じ、四

方を囲まれた「目」となります。

「目」は「上・中・下」と縦三つに仕切られていますので、自分の価値観や経験則

を基にしながら、ゆっくりとろ過する感覚で考えを整理していきます。

一つのテーマに対して掘り下げていく、深めていく発想法とも言えます。

「自」を大まかにまとめてみますと、先ずは自分にとって興味のある情報を勝気に

取り、さらに自分の価値観や経験則を基にゆっくりと時間をかけながら生真面目に

考えを整理していき、自分自身が納得する考えにまとめていくと観る事ができます

ね。



「主」…「自」で考えた事を基に最初の点でさらに新たな情報をチェックし、それ

らを含めて下の横線「一」で上からの情報なり圧力をしっかりと受け止めていきま

す。ここでは必要なものだけを取り入れ、不必要なものは流していきます。

この横線の中心辺りから下方向に縦線を書き、明快な意思を持ちます。これにより

左右二つに空間ができる為、ここまでの世界観を瞬時に左右二つに仕分けする発想

法ともなります。

この縦線の真ん中辺りを通る少し短い横線「一」を書くことで、取り入れた情報を

さらに検証していきます。また、この横線を書いたことで上下にも仕分けする空間

ができますね。

最後、一番下に長い横線を書き、ここで左右上下四つに整理する空間ができます。

こうして「主」は左右バランスが取れた字ですので、周りとのバランスを考えなが

らの対応や物事の両面を冷静に見ながら行動できるとも言えますね。


よって「自主」とは、一貫した姿勢の基、先ずは情報を素早く取りチェックし、自

分の価値観の中でゆっくりと考えを三つにきちんと整理し前向きな発想法にまとめ

た後、さらにこだわりを持ちながら自分が納得した上でプライド高く堂々と行動し

表現していくと観る事ができますね。

また、全体的に直角的な字であり上向きの方向性が強いとも言えますので、常に向

上心を持って最後まで生真面目にきちんとやっていく印象を与えます。


誰かに言われたからというよりは、自分で考え決めて行動していく姿勢が、最後ま

でしっかりやり遂げようとする責任感のようにも感じられますね

しかし、自分の思い描く理想の考えをそのまま疑うことなく行動してしまうとも言

えますので、時には自分の思いだけで突き進んでしまう可能性もあり、人の意見を

あまり受け入れない頑固な姿勢として周りに映ってしまう事もあるかもしれません。

ですから、しっかり情報収集しながら細かく計画を立てることや色々な角度から物

事を考え、周りの意見も参考にしてみることも時には必要な事かもしれませんね。


次女の塾希望に関しても、塾に行きたいという気持ちはとても強く感じられました

が、何処の塾に行きたいのかまでは全然考えていなくて、どちらかといえば塾への

憧れの方が強いようにも思います。

周りの友達から塾の様子等を少しは聞いているようですが、先ずはどんな塾がある

のかこれから一緒に調べ、見学や体験などを通して娘に合った塾を決めていきたい

と思います。

そして、高校受験に向けて自らの目標をしっかり定め、今まで以上に勉強に励んで

くれることを期待し応援していきたいと思います。

今月も有難うございました。


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あま中央教室   「休」              今井 ひとみ

今年は、まだ学校や会社が休みでも休みを十分に活かして楽しめた人は少ないのではな

いでしょうか。私は、気も体も休めた日があったのか無かったのか分からないまま、気付

けば秋になっていたような気がしています。

「はぁ、一日でも気が休まる日があれば・・・」と思った時に『休』という文字を思い浮

かべると「ん?何か違和感あるけど?」全然休まる感じも落ち着く感じもしない。

今回は、この違和感を解決したいと思います。

「休」とは、漢字ペディアで確認すると以下のように書かれています。

やすむ。いこう。くつろぐ。

やめる。中止する。

さいわい。よろこび。

よい。りっぱな。


のぼかんで観ると、六つの形分けは「受け入れの形」

常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返す。

そのことが吟味する力ともなります。


字の理論で観ていきますと「休」は、まず保守の部にある「イ」の「ノ」で自分に必要な

情報等を取り入れながらチェックした後「ノ」の中央辺りから下方向に「|」を書くこと

で、取り入れたものに対して程良いバランスをとり、明快に意思を固めます。また「ノ」

は、革新の質の方向性なので、勝気さや勢いの良さがあると観ることができます。

「イ」の考えを基に「木」の「一」で新たな情報や圧力等を堂々と受け止めて取り入れる

跳ね返す、流すなどをハッキリさせた後「一」の中央に「|」を交差して書いて「十」と

なり、四方向へ情報の受発信をしていきます。また、線が直角に交わっている「十」は、

几帳面さや冷静さがあると言えます。

そして、さらに「ハ」を書いて「木」となり、多方面に向けてのチェックや繊細な対応が

あると観ることができます。

また「ノ」は革新の質の方向性で勢いよく自分の思いを表現しますが「乀」は保守の質の

方向性なので、双方の緩やかな曲線は最終的に柔軟性を持って左右バランスよく保とうと

する姿勢を表していると観ることもできます。


「休」をまとめますと、先ずは必要な情報を勝気に取り入れて程良いバランスをとりなが

ら意思を固めて、新たな情報や圧力を取り入れたり流したりして、几帳面かつ冷静な判断

や対応の後、多方面に気を配りながら柔軟な姿勢で左右のバランスを整えながら行動する

ということ。

とりあえず「休みたい」と思っていても、様々な圧力や情報等を受け止めたり、几帳面か

つ冷静な判断をしたり、周囲に気を遣い全体のバランスを整えるようにして柔軟な対応が

必要ということです。

どれほど休みたいと思っても、結局は周囲の影響があるために自分で自分のバランスを調

整して安定させることはできても決して休まらないようです。


というわけで「休」という文字に対する違和感は自分なりに解決しました。

でも、休憩とか休息など「休」の後に付ける文字の組み合わせ方によっては、最終的にホ

ッと一息ついて少し寛げそうな気がします。

たしかに「チョット休憩しよう」と、一人でコーヒー1杯飲んでいる時間は何となく気が

休まっているような・・・。

ゆっくり休むのが難しい方は、ほんの僅かな休息(休憩)時間だけでも毎日作れるように

して頑張ってくださいね。

ありがとうございました。

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名古屋昭和中央教室  「納得」            長谷川 育代

少しずつ夜ごとの虫の音、街路樹の葉の色づきに深まりゆく秋を感じるようになり

ました。私事ですが、娘の学校は医療系ということもあり、コロナウイルスに対し

て敏感になっており、登校したりオンラインになったりと生活のリズムが定まらず

初めての経験ゆえに、学校の指導者の先生方も戸惑いが大きく毎日指示が変わった

りすることもあるため、理不尽なことも多く、納得できないことへ日々に、葛藤も

多いようです。

今月は「納得する」とはどのようなことであるかをのぼかんで読んでみたいと思い

ます。


「納得」

のぼかんの六つの形分けでは受け入れの形となり常にテーマや相手を求めるのと同

時に何度でも情報を受け入れては流しながら吟味していく力を養っていく形となり

ます。

次に字の理論で観ていきます。


保守の部の上部の「ノ」で右上から必要な情報を素早く取り入れ、「丶」でそのす

べてを受け止め、次に同じように右上より「ノ」を書きさらに情報を取り、「一」

を引いて保守の空間を作ります。「丶」でこの空間を育むように締め受け止めます。

これまでの「幺」の部分は右上方向に間口が二つできることで取った情報の結果を

受け、さらに検証を重ね常に情報を察し続け、より細かくこれらの情報を識別する

とします。

次に下部に「Ⅰ」を書き上部の意図を明確にし、この意思としたことを中心とし左

右に「ハ」を書くことにより下方向に間口が二つできます。これは「Ⅰ」の世界を

左右に識別し下方向に広がりを持って展開し全体の結論づけをすると観ます。

これで「糸」となり、これは上部保守の質で圧力や情報を繊細に分析する計算力が

あり、下部の「小」で下方向に明確に結論とする意志とし、冷静で的確な判断力が

あると考えることができます。

「糸」の考えをもとに革新の部「内」へ展開します。

「Ⅰ」でこれまでの情報をもとに意志を持ち、上部より「一」「亅」と続けて書き

三辺で囲む世界を作ります。その内側中心を意識しながら「ノ」を大きくクロスさ

せ、勝気に自分の意思を決め反対側に「乀」を添わせバランスをとり柔軟さをもっ

てまとめます。

「納」で考えて「得」で行動していくとします。


短い「ノ」のアンテナ的要素で、「納」で意図したことや新たな情報の必要なこと

のみを集約します。「ノ」で得た情報を基に下部に長い「ノ」を平行に添わせ、さ

らに取りこぼしのないように確認し、確実な基本情報とします。その中央より重心

がとれるところに「Ⅰ」を書き、要点において明快な意思とします。

こうして情報に対して二度確認することで確実さを求め無駄なく慎重な様を表して

いるとも言えます。

保守の部「彳」で明確な意思としたことを革新の部へ展開します。

「Ⅰ」を書いて続けて上部より「¬」として三辺の直角的空間を作り、その内に

「一」を引き「一」で閉めることで内側を確実に守る世界を作り、外からの圧力を

どっしりと受け上下に分けた世界の中でじっくりと育み、時間をかけ結論を出しま

す。

その下に少し空間を開け「一」を書いて、ここまでの情報を一旦冷静に一呼吸とる

ように見つめます。

「一」より短い「一」をさらに平行に書き情報を集約するように必要ないものは流

し、まとめます。次に上の「一」の中心から少し右にずれた位置より「亅」をクロ

スさせ内に跳ねることでより強固にわかりやすく、独自の世界で向き合う世界を作

ります。内側に「、」を書き、遊び心を持ちつつ意志を強く持ちます。


以上のことから、「納得」とは繊細さと計算力をもって情報を分析し、何度も確認

する慎重さを持ちながら決めた範囲内でバランスをとろうとし、そのことをさらに

自分に照らし合わせながら慎重に確実に展開しようとし、自分の中で結論をじっく

り考え常にそれを確認し続けることとも読めますね。

何度も情報を取り直し、必要なことを受け入れ今の状況に見合うか見極める目を持

ち続けることで納得といえるようになるのかもしれませんね。

情報が足りなくて整理に至らないのも納得できませんし、過去の情報に固執しても

新たな必要な情報を精査できませんから、常に受け入れては必要ないものを流して

いく柔軟さが大事なのだとわかりました。

今月ものぼかんで分析することで新しい発見がありました。

ありがとうございました。

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半田東教室    「余」              岩浪 房子

朝夕ずいぶん涼しくなり、虫の音色が秋の深まりを楽しげに知らせてくれています。

アイスコーヒーを飲みながらの読書は、熱い淹れたてのコーヒーのほろ苦い香りを

楽しみながらの読書に変わりました。

数年前から、とある書店の店長さんから、毎月1冊の本を選んでいただき送っても

らうやりとりをしています。自分の選書はついジャンルや著者が偏ってしまうので

他者に選んでもらうのは多角的な視点から物事を見たり考えたりする視点をいただ

けるので、読了後の日常の景色がちょっと変わった様に思える新鮮さがたまりませ

ん。最近では、出版社と書店が主催する読書会にも参加して、"問いを深めること

を楽しむ読書"という、わざわざ日常に引っかかりを持たなくてもいいじゃないか

と言われそうな読書会タイトルに興味を持ちました。その時の課題本に1冊の詩集

があり、久々に読む余白の多いページの中に、リアルな故郷の風景や幼少期の思い

出が映し出された様で、文字だけ追えばあっという間に読み終える本を数日かけて

読了しました。思えば、余白の多いページの本だけでなく、余暇の時間の使い方も

とにかく実務をこなすことである種の達成感を感じていましたので、予定の無い休

日を過ごすことがありませんでしたが、余裕ある時間を意識して持ち、詩集を読ん

だ時のように、何も無いことの中にどんな世界があるのか知りたいと思いました。

今月は「余」の文字を分析してみます。


「余」

のぼかんの六つの形分けでは直情の形となり、大まかな発想法として、自分に対し

て忠実で、外にも内にも、何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを貫く

世界観があると観ます。


字の理論で観ていくと、まず左斜め下方向に「ノ」の様な曲線を書き、革新の質で

勝気に情報を取り、次に「ノ」の始点となる上部に接点を持ち、「ノ」とは正反対

の右斜め下方向に「乀」の様な曲線を書き、「ノ」で知り得た情報を元に基本的な

価値観を構築する様であり、「人」の様な形を作ることで、上部からの情報や圧力

に対して左右に流しながらも、必要な情報は取り入れていく慎重さや、選別する集

中力が窺えます。次に、「人」の様な形の下方向に出来た空間に「示」の様な形を

書きます。まず短線の横棒を書き、「人」の中の情報を堂々と受け止めまとめた後

受け止めきれなかったものや、不要なものは流しますが、短線の横棒の下に、長線

の横棒を書くことで、再度吟味する粘り強さや慎重さが窺えます。

「ニ」の短線と長線の横棒の中心点あたりから横棒に対して直角に下方向に「亅」

を書き、「ニ」を支えます。粘り強く受け止め、取り組んできたことを冷静に整理

した後、接地面に対して一点で支え、左上方向に跳ねていますので、辛抱強く勝気

で向上心を持ちます。ここに強い信念たる想いを窺うことができます。次に「亅」

の向かって左側の空間に「ノ」を書き、革新の質で、自分流のやり方や在り方を空

間内でのびのびと表現している様に観えます。また「亅」の向かって右側に「丶」

を書き、これまで培ってきた世界を楽しんだり、確認している様と観ます。



よって、「余」という字は、上からの圧力や情報に対して慎重に見極めながら対応

し、一旦取り入れた物に対しては、粘り強い検証に取り組む中で、冷静な視点を持

ち、そこに独自の世界観を構築します。その世界観は、周囲にアピールするよりも

本人しか知り得ない様な控えめな世界ではありますが、経験を重ねてきたからこそ

そこから冷静な視点で見えてきたものや、限られた範囲内で自分らしさを表現する

世界観を有する字であるとまとめられました。



「余」にどれだけの意味や世界観を見出すかは、それぞれのそれまでの生き方や経

験則にも関係してくると教えられた様で、やっとこの歳になって、余白の世界を楽

しめたことを嬉しく思うのと同時に、これからも目の前の現実と向き合い、必死に

生きていく反面、何もない時間や空間に身を置いてみる意識を持つことも人生の楽

しみの一つにしていきたいと思います。

そこに何が映し出されるのかを楽しみに…。

今月もご清覧いただき、ありがとうございました。


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千葉船橋中央教室  「仲間」         髙科 收


令和2年も世界各地で異常気象。

コロナも感染範囲を広げるから終息のメドが立たず、不安だらけな日々が続く中、日本で

はそれに加え、安倍首相の健康問題による突然の辞任。

痛みは本人しかわからないが、この時期辞められるという事は、まさに断腸の思いの決断

だったのだと思います。

政治の空白が許されない中、マスコミは次の総裁候補者方々をインタビューする中、「仲

間とよく相談して決めます」と答えた方がいました。

その言葉が印象的で自分の中では気の合うフレンドリー的な感覚、関係ではないかと思っ

ていたので、こういう場面で出る言葉ではないと常々思っていました。

そこで「のぼかん」的に観たらどの様な考えになるのか。

今回のテーマは「仲間」でいきたいと思います。


「仲間」

のぼかん六つの形分けでは、受け入れの形となります。

主張を決める為の情報を受け入れては流す事を繰り返しては、そこに吟味する力を養うと

考えます。


字の理論で観ますと、革新の質を有する「ノ」で必要とする情報を選び取り、その重心の

取れる位置に「|」を下ろし、きっちり明快な意思とします。

保守の部「イ」の意思とする事について、そして新たなる情報を受け入れながら、短い

「|」で方針を決め「一」短い「|」で三方向を囲み、この内の一つの空間に全ての情報

を取り入れ、「一」で閉め大らかにまとめます。

その真ん中あたりに「|」をバランス良く下ろし、「口」の中の情報を瞬時に左右二つに

仕分けし、その判断力を持ってそれを貫ぬく考えとしていきます。

「仲」の考えを「間」に伝えていきます。


「仲」の流れを参考に保守の部「|」で明快な意思を持ち、その事を保守の質を展開する

意図の中で上部に「一」を書き、続いて短い「|」を直角的に下ろし三方向を囲み、この

中に情報を絞り込みます。その囲いの真ん中に「一」を書く事により、時間をかけながら

上下二つに情報を区分し、下部の「一」で閉めまとめ、ここでこれまでの流れをじっくり

落とし込んでいくと考えられます。

その後新たな情報を受け入れながら、革新の部にこれまでの流れに沿わせた短い「|」を

書きます。ここでしっかりと意思を引き継ぎ、それを「一」「亅」とこちらも直角的に三

方向を囲み、再度ここにこれまでの内容を一つにまとめます。ここが構築される事で革新

の質の展開となり、先程の保守の部と向き合いますので、内にある情報、間口から入って

くる情報を検証し続け吟味していきます。また「亅」は先端が保守の部に向けて跳ね上が

っていますので、内面の世界でよりよく上昇志向を目指す事になります。そしてここは周

りには見せない、見られない世界ともなります。

この真ん中あたりに「一」を書き、こちらも時間をかけて内の情報を上下にわけ、「一」

で閉めまとめます。

この「門」は与えられたテーマをサイドからきちんと絞り込んでは観察し、そのものの質

を検証し見極めていこうとすると観ていきます。

この内の真ん中あたりに三方向が囲まれた直角的な「冂」を書き、間口からまた新たに入

ってくる情報を受け止めながら、この内に取り入れた内容を一旦取り入れて、その真ん中

に「一」を書く事により、時間をかけて上下の区分けをします。それを「一」で閉めまと

めますが、上下に分けた内容をこれで終わりではなく、次に生かしていける様に考え続け

ていくとも観る事ができます。


大まかに「仲間」の文字をまとめますと

自分の目指す価値観、考えは明快でわかりやすく、その事についてあらゆる角度から厳し

く検証し、この事を更に深く追求し続ける世界観と言えますね。

辞書的には、心を通わせて何かを一緒にする間柄を、かなりの期間にわたって保っている

人、そういう間柄とありました。

この事は何となく解るし、そんなものだなと思っていました。


今回改めて「のぼかん」的観方で観てみますと、その鋭い観察力、水も濡らせない入念な

情報力を経て、決める厳しさ、互いの向上心を持ってそれを維持し持続する事で、一生涯

の付き合いともなるのでしょう。

昔、東北のある県庁所在地で商売をした時、地元の人に仲間入りするには、七年かかると

言われた事があります。

「何が七年だ。どういう計算でこのスピード時代にその数字が出てくるのだろう。」と思

ったものでしたが、これは若気の至りでした。

「のぼかん」的観方をすると、最近ではそれも一理ありだと思います。

今さらながら反省しております。やはり謙虚に耳は傾けるものです。

反省させてもらうキッカケを作ってもらい「のぼかん」に感謝です。


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刈谷中央教室  「合奏」          酒井 理恵

まだまだ、日中は暑いですが、朝晩はめっきり涼しくなり秋の気配が感じられるよ

うになりました。十年ほど前よりオカリナを習い始めたのですが、今年は新型コロ

ナウイルスのために緊急事態宣言が発令されたため、レッスンを行うことが難しく

なり、オカリナから少し遠のいてしまいました。それでもなんとか夏頃からはレッ

スンは再開され始めたのですが、今までの会場が利用できなかったり、メンバーが

そろわなかったりとなかなか思うようになりません。それでもいろいろな方のお蔭

で、ついに観客の前で演奏をできる機会に恵まれました。オカリナは一人で演奏す

るよりも、大勢で集まって演奏する合奏の方が何とも言えない良さがあると感じて

います。そこで今回はこの「合奏」という文字についてのぼかん的に観てみようと

思います。


まず、のぼかんの六つの形分けでは「直情の形」となります。これは自分の価値観

に対して忠実であると言え、外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく自分の

スタイルを通し、それを本人的には不器用と感じていると考えます。

次に字の理論で観ていこうと思います。


今ある状況の中から革新の質の「ノ」で勢いよく情報を選び取り、その上の重なる

ところから保守の質の「乀」を書くことによりバランスをとり自分の意思とします。

ここで「人」で覆いができ、必要なものは取り入れ不要なものは流し、その内に自

分の世界を作ります。その内の情報を「一」でいったん受け止め考え集約するとし

その下に「│」で意思を決め、更に「一」「│」と書き三方向を囲むことで一つの

空間を作り、この中に全てのことを放り込み、最後に「一」と書きここまでを大ま

かに絞り込みまとめます。

次に、この「合」で意思としたことを「奏」で展開していきます。


まず「一」で「合」の情報をあるがままに堂々と受け止めます。一拍おいてその下

に短めの「一」を書き、周りの情報を取り入れつつ、絞り込みながらチェックをし

さらに周りの情報を取り入れつつ、長めの「一」で先ほど受け止めた情報をチェッ

クし検証、展開します。その内容を、革新の質の「ノ」でクロスさせ固定し、更に

保守の質の「乀」でバランスを取り固定し、その確定した意思をのびのびと展開し

ていきます。ここで出来た囲いの中に、「一」でこれまでの内容の要点をまとめ、

続けて「一」で検証し考えをまとめ、「人」をクロスさせて固定させこれまでのこ

とを確信としながら、バランス良くまとめ表現していきます。


おおまかに「合奏」をみてみますと、今ある情報の中から必要なものは取り入れ、

不要なものは流し、その取り入れた情報の中から意思を決め、周りからは影響され

ない自分の世界観を作り、その中でまずは大まかに考えます。その考えをさらに三

度チェックしては確信として行きつつ、その中から自分の意志と決めたものをおお

らかに展開し、そのうちでは慎重にまた確実にバランスよくまとめ表現すると言え

ます。


今回のオカリナの合奏では、一緒に演奏する仲間は技術や経験など様々です。その

ような中で演奏をするので、演奏曲を決めたら、その曲をどのように表現するかを

考え、パート分けをします。それぞれの個性が発揮できるように考えますが、全体

の調和も考えて、自分の苦手とする所や、あまり気の乗らない部分を演奏したりす

ることもあります。

また実際の演奏も、演奏する速度、音の強弱など、いろいろ試行錯誤をして、納得

のいく演奏に仕上げていきます。この一連の流れが正に「合奏」そのものだと感じ

非常に納得がいきました。

これから先も、今回の新型コロナウイルスのように、いろいろ困難が襲ってくると

は思いますが、それに立ち向かいつつ、この仲間達との合奏を大いに楽しんでいき

たいと思います。

今月もありがとうございました。

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名古屋守山中央教室 「祈り」と「願い」   磯村 美樹

我が家の愛犬が目を患い、病院へ連れて行ったり、薬を与えたりと物言えぬ生き物

ですから、様子を見て察することしか出来ず、気を揉む日々が続いております。

言葉以外のものから一緒にいる相手の気持ちや醸し出す雰囲気から伝わるものの影

響が大きいのではと思い、なるべくあたたかいもの、優しいもの、安心できるもの

が伝わりますように。と祈るばかりです。

と、ここで「祈る」という言葉が自然に出てきましたが、似た言葉に「願う」があ

ります。

私はどうして「願う」ではなく「祈る」という言葉を選んだのでしょうか。

しかも「願うばかりです。」と言い換えてみると、なんとなく違和感を感じます。

こんな時こそ「のぼかん」の出番です。今日は「祈り」と「願い」の意味を検証し

て、私が感じた違和感の実体を明らかにしたいと思います。


『祈り』

のぼかん六つの形分けでは「受け入れの形」となり、常にテーマ、相手を求める姿

勢と同時に何度でも受け入れる事を繰り返し、その事が吟味する力ともなると観ま

す。

次に字の理論で観ていきます。


「丶」で周囲の情報の中から必要なものを取り、続く「フ」の面「一」でじっくり

情報を受け止めて検証し、革新の質の「ノ」で取り入れた情報を自分らしさを大切

にまとめていきます。「フ」の斜線の重心のとれる位置から縦線「|」を書き、ま

とめた情報から意思を明確にします。次に「フ」と「|」の重なる辺りから、保守

の方向性の「ヽ」を書き、基本や伝統などを大切にする視点も加えます。

よって、保守の部の「ネ」はテーマに対して、あらゆる方向から検討して自身の納

得する明確な意思を持つと観ます。

「ネ」で明確にした意思を革新の部の「′」でさらなる情報を取り入れつつ自分の

意思をチェックします。続く「ノ」で自分らしくのびやかに方針を定め、「ノ」の

上部の辺りから「一」を書き、これまでの流れを一旦整理し、「一」の真ん中辺り

から「|」を下方向におろすことで、きっちりと迷いなく、スピーディーかつシン

プルに表現、行動する姿勢と観ます。


これらをまとめますと、「祈」とは、受け入れては流すことを繰り返す中でテーマ

を定め、そのテーマに対して、あらゆる方向から検討して自身の意思を明確にし、

そのことを周囲に気を配りながら簡潔に表現、行動すると観ます。


次に「願い」を観ていきたいと思います。

『願い』

のぼかん六つの形分けでは「祈」と同じ「受け入れの形」となり、常にテーマ、相

手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れる事を繰り返し、その事が吟味する力と

もなると観ます。

次に字の理論で観ていきます。


情報の中から、「一」で圧力、情報をしっかりと受け止め、いらないものは左右か

ら流します。「一」の左端より革新の質の方向性を持つのびやかな曲線「丿」で、

自分らしさを大切に「こうしたい」「こうであったらいいな」というものを流れの

中から見つけます。こうして作られた保守の質の方向に開かれた「厂」の中で、こ

れまでのやり方を大切にしながら展開していきます。この、外からの圧力に守られ

た空間「厂」の上底真ん中辺りから「´」で必要な情報、思いを集約して取り入れ

その下に続く三方を囲まれた「冂」の中に情報を取り入れます。その真ん中辺りに

横線「一」を書くことで、時間をかけて自分の経験則に基づきテーマを上下に仕分

け、「一」で閉めまとめ「日」を構築します。

「日」の底辺真ん中辺りから下方向に「亅」を書きます。「日」の考えを自分らし

く表すとし、「亅」の最後が跳ね上がっているところから勝気で明確な意思となり

ます。「亅」の左側に革新の質の「ノ」を書き、自分流の勝気な姿勢で意思を集約

するとし、「亅」の右側に保守の質の「丶」を書き加え、左右バランスよく意思を

細分化して枠内のことだけ考えると観ます。

よって、保守の部の「原」は、情報を受け止め、流れの中から出てきた思いを整理

し、時間をかけて仕分け、細分化しながら枠の範囲内においては、勝気で明確な意

思を持つと観ます。

「原」で意思としたものを革新の部の「一」で堂々と受け止め、同時に周囲の情報

も受け止めながら、いらないものは左右から流すとし「一」の真ん中辺りに「′」

を書き、受け止めたものの中から必要なものだけを集約し、その下に続く三方を囲

まれた「冂」の中に取り入れ、「冂」の中に横線を二本書き、取り入れた思い、情

報を上中下と仕分けながら枠内の確実なことを掘り下げながら方針を決め自分の中

で確信としていくとします。「一」で閉めまとめ「目」を構築します。「目」の下

から一呼吸おいて「ハ」を書きます。「目」がぴたりと地に着いていると、「目」

で掘り下げた方針、計画に対するゆるぎない強さ、きっちりと結果を出す姿勢と観

ますが、一呼吸分のスペースが空いていること、接地面が面ではなく、「ハ」であ

るところに表現、行動の仕方の「のんきさ」「おおらかさ」「つめの甘さ」「不確

かさ」があるとも観ます。


まとめますと「願」は、日々の流れの中から出てきた思いを整理し時間をかけて仕

分けし細分化していくうちに自分の納得に変えていこうとします。その意思をしっ

かりと受け止めて、表現するためにきっちりと準備しますが、表現の仕方はおおら

かであり、自身の納得や満足を大切にしている姿勢と観ます。


さて、「祈り」と「願い」の違いは一体なんでしょうか。

私は、そのスピード感が一番の違いであるように感じました。思わず出てしまう想

い。しかしそこには自分の想いだけでなく、他者や周囲への配慮があるものが「祈

り」。

ふと思った事から、だんだんとその思いが明確になり時間をかけて形になるのが

「願い」でしょうか。そして、「願い」には他者や周囲よりも自分のこだわりに

意識が向いている状態ともいえそうですね。

そして、画数からも「祈り」は軽やかに、「願い」は重たく感じます。

何事に対しても、あまり「思い」を乗せすぎると重たくなり、重たくなるとそこに

必要以上のこだわりや執着が生まれてくるように感じます。

私が感じた違和感は、この「重さ」の差であるように感じます。


どんなに叶えたい思いであっても、そこに思いをかけすぎない方がいいのかもせれ

ませんね。最善を尽くしても、思い通りにならないこともある。自分が納得、満足

できるものが他の人の納得、満足とはならないこともある。

誤解があるといけませんので付け足しておきますと、「重い」ことがいけない。と

思っているわけではありません。私が「願い」の持つ重さに違和感を感じたのは、

私の名前が感性の文字であり、思いを溜め込まない、周囲の様子を伺うという「祈

り」に近い質をもっているからかもしれませんね。

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豊田中央教室  「調査」              飯川 智美 

残暑も落ち着き、すっかり秋の気配の今日この頃です。今年は5年に1度の国勢調

査が行われますね。我が家は地域の調査員を引き受けたため、一層身近に感じてお

ります。

そこで、「調査」の文字を分析してみたいと思います。


のぼかんの六つの形分けでは、受け身の形となります。

主張を決めるための情報を受け入れてから、検証し、考えをまとめ、自己の主張と

すると観ていきます。

次に字の理論で観ていきます。


まず「丶」でまわりの環境や降りてくる情報をチェックし、そのすぐ下の「一」で

さらに現実の状況と合わせ確認をし、その下に空間を持ちながら再度短めの「一」

を置くことで、情報を絞りながら、横から入る情報も参考にしていきます。さらに

もう1度空間の後に、短い「一」を置くことで、横から入る情報を入れながらチェ

ックします。それを「冂」で囲み、全ての情報を取り入れおおらかにまとめ「一」

で閉めていきます。

ここでの結論を革新の部に展開します。


まず革新の質を有する「丿」で勢いよく方針とし、先程まとめた「言」の考えと向

き合いチェックします。さらに「一」で圧力を受け止め、不必要なものは、はね返

しながら、「亅」で3方向の囲いの中に向けた勝気な意思を持ちます。

「冂」の空間の中の情報を、アンテナ的要素の「十」を置くことで、左右バランス

良く自己の中で確認をし、少し長めの「一」で締めることでまとめ、1拍おいてか

ら「口」の1つの空間の中へ全て入れることで自己完結していきます。

次にその結果を「一」で受け止め、支え、その中央部分へ「丨」を直角に下ろすこ

とでバランス良く仕分け展開します。その下部の左右に「ハ」を書くことでさらに

細かく分析し安定させ「ハ」の内の情報を展開します。そのすぐ下に3方向を囲ま

れた空間「冂」を作り、先程の「木」の考えをしっかりと支えます。そして、この

空間に「一」を2本引くことで、時間をかけながら1つのテーマをこつこつと堀り

さげ、3つの空間を作っていきます。最後に長めの「一」で締め「且」とすること

で、再度降りかかる上からの情報と合わせながら、確固たる意思としていきます。

つまり「調査」の文字は、周りの情報を受け入れながら、確認を繰り返しまとめた

ものを、枠内でバランス良く分析したうえで、検証を繰り返しゆるぎない結果とし

て出していくといえます。


5年という月日の中で出会いや旅立ちがあり、家族も形を変えていきます。

そのデータを取り、統計を出すことで、現在の社会の実情を知り必要なことを見極

めていくのですね。

この5年に1度の国勢調査がスムーズに進むように、しっかりと対応していきたい

と思います。


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